秋深まる「賢治ガーデン」。

出窓で開いた、「杜若」の二番花。

10月半ばにしては、今朝は冷え込みました。
アメダス、3.0度(5:50)の表示、霜が降りる気温びっくりしました。
画像、太陽高度が下がり、出窓の内側まで朝日が差し込むようになりました。
画像、「杜若」の二番花まで開きました。
ラジオの気象予報士が、「渋谷の空は、低い所には雲が広がり、高い所には雲がない…」と報じました。
我が家の二階から見る雲の様子もそのとおりで、佐久を含む関東一円が同様の雲の広がりだろうと、想像できました。(7:11)

裏道の「箒草・コキア」は、一段と紅葉が進みました。

今日は、「賢治を読む会」の10月例会です。
紹介する植物標本、「アワコガネギク(泡黄金菊)」と「サワフタギ(沢蓋木)」、別名、「ルリミノウシコロシ(瑠璃実牛殺)」を持参しました。
参加会員が、今年も「ミツバアケビ三つ葉木通)」を持参して紹介してくれました。

暦の話は、二十四節気寒露」第二侯:「菊花開」
菊の香やならには古き仏たち 松尾芭蕉
「十三夜」(新暦10月25日)、「川中島島」の戦い
読売新聞コラム「英語歳時記」 イナゴ locust

読売新聞 論点 昆虫食の価値・伝統再評価を
現在でも、佐久市内の小学校で行われている「全校イナゴ捕り」
昔はどの学校でも行われて、本の購入費などに当てられました。
子どもの「イナゴ捕り」には、一石五鳥のメリットあり…。
あえて答えは言わずに、各人に考えてもらうことにしました。
「イナゴ捕り」の体験談で盛り上がりました。
肝心の読書会は、「風野又三郎」九月五日と九月六日
擬人化された「風の又三郎」が、子どもたちにも分かる言葉で語るサイクルホール(低気圧)、「逆サイクルホール(高気圧)…。
気象に大いに関心をもち専門的な知識を持っていた賢治、面目躍如です。
今でこそ、テレビ画面で雨雲レーダー画像などで、気象のからくりを詳しく見せてくれます。
我々はもっともっと、気象に関心を持つべきだと思います。
帰宅時の運転席真正面に、浅間山が迫ります。
風が殆ど吹いていないので、噴煙がまっすぐに立ち上っています。
家の窓から、望遠レンズで撮りました。(12:12)

噴煙は、見る見る形を変えていきます。(12:13)

穏やかななので、日が高いうちに「ひろば・賢治ガーデン」へ…。
移植した「矮性コスモス:「プリムラ」「錨草」などに水やり。
持参した「斑入り風知草」を移植、種子を落とし始めた「チカラシバ(力芝)」の穂の切除…。
種子を零すと、来シーズンが大変です。

「ホリホック」の赤い花が、秋色に変わった周りの草木を引き立てます。

「姫リンゴ」の赤い実が、夕日を受けて鮮やかです。

今日は、旧暦「長月二日」、西空の細い二日月を期待しました。
しかし、日の入りと月の入りとの時間差が40分ほどと短く、観望は諦めて夕焼けを眺めました。
アメダス、最高気温は19.6度(13:40)、さわやかな一日でした。
明朝も、霜予報が出ました。