石見銀山&温泉津温泉
石見銀山は1526年に九州博多の豪商“神谷寿禎”によって発見されて以来、約400年に渡って採掘されて来た日本有数の鉱山です
16〜17世紀の約100年間に大量の銀が採掘され 大内氏、尼子氏、毛利氏といった戦国大名の軍資金や江戸幕府の財源として使われました
17世紀前半の石見銀の産出量は年間約1万貫(約38t)と推定され、世界の銀の約1/3を占めていたと言われる日本銀のかなりの部分を産出していたと考えられます
2007年7月2日 世界遺産(文化遺産)登録
石見銀山公園に車を止めて、遊歩道を寄り道しながら1時間あまり歩くと龍源寺間歩に着きます
石見銀山には大小合わせて約600の間歩が存在するとされますが、現在、一般公開されているのはこの龍源寺間歩だけです
大人 400円
龍源寺間歩は全長約600mに及びますが、このうち見学できるのは入り口から157mの地点まで
坑道内の壁面には当時のノミの跡がそのまま残っており、当時の採掘の様子がよく伝わってきます
また鉱脈に沿って掘り進んだ20余りの横穴や、垂直に100mも掘られた竪坑を見ることもできます
石見銀山は木材を伐採した分だけ植林していたことや 掘り出した土でぼた山を作らず可能な物は埋め戻すなどして 自然に対する配慮がされています
お店のおじさんの手作りと聞いて、買った竹細工のカブトムシ
頑張る人を見ると ついつい応援したくなるんです^^;
昼食は銀の積み出し港として、また物資の供給基地として銀山柵内の暮らしを支えた温泉津港・・・温泉津温泉で・・・
ふぐの湯葉フライ、美味でした〜
狸が見つけたと言われる元湯は
「1300年間一度も枯れた事が無い・・・」
と、82歳になる美肌の番台のお母さまが話して下さいました
仲間は食事を頂いた旅館で入浴したので ここは贅沢にも、私のひとり占めです〜♪
大人 200円
源泉温度は49.9度
向かって左が 「熱い湯・・・47度」
中が 「ぬるい湯・・・42度」
右が 「座り湯」
熱い湯は指先だけで、ギブアップ!!
お湯は湯舟からこぼれるように溢れ、湯舟のへりは湯の花で鍾乳石のように独特な色と形に変形
歴史を感じさせてくれます
1957年には、九州大学温泉治療学研究所(現・生体防御医学研究所別府地区)によって、原爆症に対する効能が報告されているそうで、隣の薬師堂にはこんな物がありました
源泉かけ流し・・・魅了されました