わんくま同盟 名古屋勉強会 #21 に参加
d:id:youandi:20120114:p1
参加しました。
わんくま同盟 名古屋勉強会 #21
http://www.wankuma.com/seminar/20120414nagoya21/
IT勉強会スタンプラリー対応のイベントです。
IT勉強会スタンプラリー
http://it-stamp.jp/about
今週木曜から体調がちょっと悪くて、朝っぱらからやっぱり体調不良だった。
開会
23名の方が参加。初参加の方が3分の1位。この人数だといつもの面子だと思っていたので意外だった。4月なので新しい事にチャレンジしようという目的だったのだろうか。
久し振りにわんくま同盟の主催の中さんが参加していた。
「FitNesseでテストケース管理」 by You&I
今回もちゃんと発表練習した甲斐があって、予定通りに発表は完了した。
発表のきっかけは、以下の二つ。
書籍の中であれだけFitNesseって出てくるとやっぱり気になってくる。
アンケート結果に準備不足って書かれたけど、多分公開されているCSlimがVisualC++でビルドするとビルドエラーになるのをわざとっぽく見せたのに騙されてるのではないかな。
ただ、FitNesseの使い方について説明不足なのは確かにそうですけどね。40分枠ではそこまで説明する時間はなかった。というか2週間(の内の帰宅後とか週末)でFitNesseの構造を整理して使いこなすのは無理です。
この資料で語られていない事
-
- FitNesseの使い方
- CSlimの役割
- CSlimを使ったプロダクトの受け入れテスト方法
- UnitTestFrameworkとFitNesseの関係について
あと告知ページにGoogleTestと組み合わせるって嘘を書いてしまったきっかけはこの資料です。
ミスリードしてしまっていて、セッション資料提出期限が勉強会2週間前なので、デモ部分を後でやるメソッドにしたら嵌まってしまった。
FitNesseの構造について日本語でちゃんと解説した資料ってない気がするんですけどね。使い方を中心にその辺を詳しく知りたい場合はこの資料かなぁ。
自分の発表っていつもそうなんですけど、使い方を語るよりも環境/構造について語る。使い方よりも前に構造を知る事の方が自分としては重要なので。使い方については公式な解説やチュートリアルはあるけど、環境/構造についての部分ってソースコード読め的なのが多いし。
あとどうでもいいけど。誰か他のスタッフがタイムキーパーやってくれても良いと思うんだけど。言わないとやってくれないのかな。自分が完璧にやればやるほどダメな方向に行っている気がする。別にやりたくてやっている訳ではないんですけど。
LightingTalks
LT発表中にホイッスル操作をミスるなど・・・。どうしてこうなった。あと[twitter:@gim_kondo]さんのH/Nの読み方を事前に確認してなかった。
DS東海カレンダー(http://go.dstokai.info/calendar)にはイベント情報まとまっていますよ。
TDD道場 第10回
今回のお題は時系列によって変わる挨拶を行うシステム。
また今回はVisualStudio11β及びFakesFrameworkを使ったTDDのデモだった。
FakesFrameworkは、VisualStudioのProfessional版では提供されない。
- 感想等
なんかまあこの状況は、VS2010の発売時にMSテストの新機能(プロファイル機能, UI自動テスト, IntelliTrace)が軒並みPremium/Ultimateエディションだけだった時と同じだなーと思うなど。
「Metro! Metro! Metro!」 by [twitter:@biac]さん
Windows8のMetroアプリケーションの仕組みについての解説。
- 感想等
忙しくてWindows8やVS11βをさわっている暇がないのでとても参考になる情報だった。
「開発を加速させるテストと開発を減速させるテスト」 by [twitter:@kyon_mm]さん
ソフトウェアテストについては色々とお詳しいきょんさんのテスト感についてのお話。
きょんさんはこの2冊を持ってきていた。特に紹介はしていなかったけど。
- 感想等
前回勉強会のテスト分類の資料を見ておくと話が良く理解出来たと思う。
自分にはソフトウェアテストについて、全く意識すべき事が足りていないと気づかされた。今回の話は前回のわんくまでも出てきたお話があったりするけど、今の自分やチームに何ができていないかを認識するのは大事だと思う。
「バージョン管理システムについてのパネルディスカッション」
予定していたセッションがキャンセルになった為、別途企画。
4月22日 SCMBootCamp in Nagoya 1 #scmbc(愛知県)に向けて参加者増えればいいな的な目的。
パネリストに[twitter:@kyon_mm]さん、コーディネーターが私。
進め方としては、以下の繰り返し。
-
- 私が何かお題を選ぶ
- 選んだお題に[twitter:@kyon_mm]さんの見解を述べる
- それに対して参加者からの質問・疑問に答える
まずは参加者のバージョン管理システムについての状況を把握する為に、一人ずつ自己紹介。指摘を受けたけど各自の立場について語るのは必要かな?まあその辺の話は後でも関係してきますけど。
- 自己紹介でのバージョン管理システムについて、使っている・使ってみたいの分類
- フォルダに日付:8
- RCS:1
- CVS:10
- Subversion:10
- git:4
- Mercurial:3
- Microsoft Visual SourceSafe(VSS):2
- Microsoft Team Foundation Server(TFS):2
- veracity:1
- Alienbrain:1
- StarTeam:1
- 聞きたい事
開発者では無い方もいらっしゃったのでVCSを使っていない人も多かった。あと予想に反してフォルダに日付が多かった。
ディスカッション
-
- VCS導入
- [twitter:@kyon_mm]さん
- 自身の導入事例
- ファイルサーバーはあると思うので、そこで運用する。
- まずは兎も角コミットをしてもらう。
- それにあたっては、今あるワークフローからは逸脱しないでやれる範囲で。
- [twitter:@kyon_mm]さん
- ローカル環境のおけるコミットについて
- Q. 時限コミットが欲しい
- A. ???
- Q. Subversionでもブランチ分けしてローカルコミット運用している
- A. [twitter:@kyon_mm]さん
- DVCSを利用した方がもっと気軽にコミット出来る。
- Q. DVCSの気軽さとは?
- A. You&I
- Subversionではコミットする時に他人のコミットがあると、他人のコミットとコミット前のコードをマージしないといけないちょっと危険な動作がある使いにくさからDVCSが生まれてきた経緯がある。
- Q. ブランチ分けは、開発者単位か?機能単位か?
- A. 機能単位
- 文書とソースコードのバージョン管理
- Q. 文書用のバージョン管理システムとソースコードのバージョン管理システムって考え方が違う?別管理すべきか?
- 注:自分の質問の意図はオープンソース徹底活用Alfrescoによるドキュメント管理入門みたいなの。
- また、リリースする時には、文書とソースコードは一緒に管理したい。
- A. [twitter:@kyon_mm]さん
- TortoiseSVNならWordのDiffを取る事も出来る。
- 中央サーバーはSubversionにした場合、開発者は個別に好きなVCSのSVN連携機能を使って開発する事も可能。
- Q. 文書用のバージョン管理システムとソースコードのバージョン管理システムって考え方が違う?別管理すべきか?
- 仮想環境とバージョン管理
- 再度:文書とソースコードのバージョン管理
- Q. 時限コミットが欲しい
- A. [twitter:@kyon_mm]さん
- Q. 時限コミットってビルドが通らないコードが出来る事もあるのでは?
- A. ローカルコミットなので、DVCSならpushしなければ良い。
- Q. Subversionのワーキングコピーに他のVCSの管理も入れた事がある?
- A. 止めた方が良い。
- VCS導入
- 感想等
個人的には、ちゃんとファシリテートできたと思ったけどどうなんだろ。
パネリスト・コーディネーターが共にMercurial推しなので、お薦めVCSは当然・・・。
話的には盛り上がって良かったなと思っていたんですが、アンケート見たら用語が分からないって意見が多くてこのセッションの満足度は低かった・・・。用語が分からなかったという意見もちょくちょくあってLv.2くまーな内容になってしまったかな。
「金環日食」 by [twitter:@guicheng]さん
2012年5月21日朝7時過ぎが見頃の金環日食と目玉焼きの話。
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-
- 日食を見る際には必ず日食グラスを着用する。
- 着用に当たっては先にグラスを着用してから太陽を見上げる。
- 肉眼で太陽を直視しないように注意する。
- 感想等
Ustreamの視聴者数がありえない伸びをしていてビックリした。最大で70名。このセッションだけで累計410名増えてた。
閉会
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懇親会 (於:ぐるなび - レストラン予約と宴会・グルメ情報 検索サイト)
14名。ほぼいつもの面子だったな。
宴会場がエレベーターのない建物の4階で、勉強会セットの上げ下げでとても疲れてた。