電子竹林:Blog

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2014-11-30

[]「ドラキュラZERO」- Dracula Untold -

ゲイリー·ショア監督。15世紀トランシルヴァニア地方、ワラキア公国君主のヴラド3世(ルーク・エヴァンス)にオスマン帝国は1000人の男子を差し出す事を命じる。ヴラドは妻ミレーナ(サラ・ガドン)、息子インゲラスのためにオスマン帝国のメフメト2世(ドミニク・クーパー)との戦いを決心し、牙の山の洞窟の魔物に協力を求めるが…。全体にはまあまあ。ブラム・ストーカーのドラキュラの誕生譚であるが、

串刺し公ヴラドがそのままドラキュラの元祖であるという物語を納得させていく展開がなかなか上手い。まあ、ストレートすぎて意外性は少ないが。ドラキュラの割には、日陰なら結構昼間出歩いているのだけは意外だったが(^^;)。

http://dracula-zero.jp

[]「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第6章」

田口清隆監督、山邑圭脚本「暴走! 赤いレイバー」、強奪されたロシア軍事用レイバーに対抗する泉野明(真野恵里菜)…。湯浅弘章監督、山邑圭脚本「THE LONG GOODBYE」、泉野明の同窓会で起きるある事件…、の二本立て、押井守総監督。この実写版シリーズは観るのは初めて。全体には出来は悪くない,イメージもまあまあ壊してはいない。でもパトレイバーの出番はかなり少ないなあ。CGもショボい。予算がないという感じ。これでパトレイバーが活躍する2時間の劇場版作ってくれれば悪くはないと思うけど、予算が無いんだろうなあ。

http://patlabor-nextgeneration.com

2014-11-29

[]「寄生獣

山崎貴監督、岩明均原作。高校生の泉新一(染谷将太)は右手をパラサイトの"ミギー"(声:阿部サダヲ)に奪われてしまう。クラスメイトの村野里美(橋本愛)は新一の変化に気がつくが、世の中では不審な事件が連続していた。また、パラサイトである新任教師の田宮良子(深津絵里)が新一の前に現れるが…。人物が上手く整理されて、軽快なテンポで展開していい感じ。原作イメージも壊してないし、それほどグロくもない。映像的にも上手い落としどころ。テーマ的にも、原作共通な深い哲学性を感じる。原作ファンにも満足出来るのじゃないかなあ。子供向けとは言えないけど。染谷将太はややオーバーアクションで、映画的ではない感じもしたが、マンガ原作としてはまあまあ、後半が楽しみではある。

http://kiseiju.com

[]「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」

犬童一心監督、中村航原作「デビクロくんの恋と魔法」。光(相葉雅紀)は漫画家になる夢をあきらめ書店員勤め。幼なじみのオブジェ作家の杏奈(榮倉奈々)は、照明アーティストのソヨン(ハン・ヒョジュ)との仕事に励むが、光は偶然に出会ったソヨンを運命の人だと信じてしまう。また、光は大学時代の友人で売れっ子漫画家の北山(生田斗真)に再会するが…。まったくつまらない、良い所ナシ。犬童一心なんでこんなの監督しているんだと腹立たしい限り。「ジョゼと虎と魚たち」の冴えた感覚はどこへ行ってしまったのか。山下達郎「クリスマスイブ」を使ったクリスマス・デート映画にしても、もうちょっとマシなの作れるだろうに。角でぶつかって運命の人なんて、中二病な設定をする物語を作るのが信じられない。演技も駄目だし、デビクロの存在意義も分からない、役者の誰にも感情移入出来ないし、良い所ナシ。

http://miracle-movie.com/

2014-11-27

[]「滝を見にいく」

沖田修一監督脚本。紅葉の山、ガイド(黒田大輔)を先頭に幻の滝を目指す7人のおばさん、娘に旅行をプレゼントされたジュンジュン(根岸遙子)、温泉目当ての美容師ユーミン(安澤千草)、バードウォッチング好きなセッキー(荻野百合子)、病気の話で盛り上がるクワマン(桐原三枝)とクミ(川田久美子)、写真を撮り続ける師匠(徳納敬子)とスミス(渡辺道子)。しかし、一行は道に迷い、7人もガイドとはぐれてしまうが…。作品も役者も地味、展開も一本だけど、深くしみじみとしたいい映画。役者たちの素直さがとても映画に合っていていい。監督が沖田修一な割にはちょっとマイナーな公開。「南極料理人」(id:zom-1:20090830#p1)、「横道世之介」(id:zom-1:20130309#p2)より好きなんだけどなあ。

http://takimini.jp

[]「福福荘の福ちゃん」

藤田容介監督脚本。福福荘に住む塗装職人の福ちゃん(大島美幸森三中)は面倒見もよいが、同僚シマッチ(荒川良々)が世話を焼くお見舞いも上手くいかない女性恐怖症。一方、写真家を目指し受賞をした浦千穂(水川あさみ)はある事件をきっかけに、同級生の福ちゃんの元を訪ねるが…。芸人を使った色物かと思ったら、とても真っ当な映画。意外に純愛、恋愛映画。演劇世界の香りもする絶妙な笑いも良い。もう、見終わった後は福ちゃんは大島美幸以外には演じられないと思わせるほど納得性がある。それに対比される水川あさみも使い方がなかなかいい。ラストのまとめ方も見事。

http://fukuchan-movie.com

2014-11-23

[]「ザ・レイド GOKUDO」- The Raid 2:Berandal -

ギャレス・エバンス監督。警官ラマ(イコ・ウワイス)は、マフィアに潜入するために刑務所に入り、マフィアのトップ、バンクンの息子ウチョ(アリフィン・プトラ)と知り合い、組織のメンバーとなる。やがてブジョ率いる新興マフィア、またゴトウ(遠藤憲一)たち日本のヤクザと対立する事になるが…「ザ・レイド」(id:zom-1:20141117#p1)の続編。しかし前作の一直線なアクションの方が良かったなあ。アクションはまあいいけど、妙にドラマを作り過ぎてしまっている。一番の存在感、殺し屋プラコソ(ヤヤン・ルヒアン)が活かせてないのも残念。ハンマーガールやバットマンは見た目だけでイマイチ面白くない、深みがない。'80年代香港映画、「男たちとの挽歌」なども連想させる。全体には嫌いじゃないけど。

http://theraid-gokudo.jp

[]「日々ロック」

入江悠監督、榎屋克優原作。高校時代のバンド仲間、日々沼(野村周平)、草壁(前野朋哉)、依田(岡本啓祐)は、上京しライブハウス「モンスターGOGO」に住み込みで働きながら、売れないライブ活動を続けていた。ある時、ライブにトップアイドル宇田川咲(二階堂ふみ)が乱入してくるが…。原作未読。泥臭く、熱い青春なロックって感じがサイタマノラッパーの監督っぽくて良いが、雑な部分も目立つ。音楽はかなりいいかなあ。犬レイプや、ザ・ランゴリアーズのパロディっぷりは楽しい。二階堂ふみはいいんだけど、ちょっと使いどころ違っている気がする、イマイチ面白みがない。ラストは上手くまとめている気がするけど、お涙な展開でいいのかなあ、これ。

http://hibirock.jp

2014-11-22

[]「インターステラー」- Interstellar -

クリストファー・ノーラン監督。近未来、環境変化により人類滅亡まで目前の時代、元宇宙飛行士クーパー(マシュー・マコノヒー)は娘マーフが見つけた異常現象が重力波である事に気がつき、ワームホールを使った宇宙計画に加わる事になる。先行した三名が探した候補の惑星を目指し、クーパー、アメリア(アン・ハサウェイ)、ロミリー、ドイルの四名と人工知能ロボットTARSを乗せた宇宙船は出発するが…。面白かった。父と娘、科学と人類、時間と重力という様々な対立軸を描き、時間と空間を越えながら人間ドラマを作り上げていく手腕には感動した。ハードSFファンにはおなじみなネタをこれほどかという程に入れこんでくるのが楽しい。原案が「コンタクト」製作者リンダ・オブストと理論物理学者のキップ・ソーンというのも興味深い。ロボットTARSの構造や役者っぷりも斬新。全編、フィルムによる撮影、撮影監督は「裏切りのサーカス」「her」のホイテ・ヴァン・ホイテマ

http://www.interstellar-movie.jp

[]「想いのこし」

平川雄一朗監督、岡本貴也原作「彼女との上手な別れ方」。1人息子と暮らすユウコ(広末涼子)、結婚間近のルカ(木南晴夏)、高校野球部のマネージャーのケイ(松井愛莉)はポールダンサー、ある夜三人と運転手ジョニー(鹿賀丈史)の車は、ガジロウ(岡田将生)のせいで事故に起こし死亡してしまう。現世に思いを残した4人はガジロウの前に現れるが…。原作未読、ネタ的には食傷気味な分野。エピソードも単純過ぎて、どっかでも見た様なのばかり。原作はストリップだったのをポールダンスにしたみたいだけど、ポールダンス自体まったく見応えないし。なんか無理に役を作ったようにしか思えない設定。

http://www.omoinokoshi.com

2014-11-21

[]「100歳の華麗なる冒険」

トーマス・アルフレッドソン監督、ヨナス・ヨナソン原作「窓から逃げた100歳老人」。アラン(ロバート・グスタフソン)は子供の頃から爆破マニアで爆弾の専門家だったが、今は老人ホームで100歳の誕生日を迎える日。窓から抜け出したアランは偶然に大金が入ったスーツケースを手に入れ、警察やマフィアに追われる事になるが…。原作未読、スウェーデンのベストセラー小説らしい。ブラックな隠し味もあって人を選ぶと思うが、基本はハートウォーミング。人生という事について考えさせるトコもあってなかなかに面白い。「ぼくのエリ 200歳の少女」の監督とも思えないけど、根底の精神には同じものを感じる。100歳の記憶から100年という歴史的背景を描いているのも上手い。飄々とした主人公のキャラがとにかく楽しい。

http://www.100sai-movie.jp

2014-11-18

[]「パワー・ゲーム」-Paranoia-

ロバート・ルケティック監督、ジョゼフ・フィンダー原作「侵入社員」。IT企業ワイアット社に勤めるアダム(リアム・ヘムズワース)はCEOニック(ゲイリー・オールドマン)へのプレゼンに失敗し解雇されるが、密かにニックの産業スパイとして、因縁のライバル会社アイコン社へ潜入、CEO(ハリソン・フォード)のお気に入りとなり、マーケティング部長エマ(アンバー・ハード)と知り合うが…。原作未読。まあまあ予想通りな展開、軽いエンタメとしてはいいかな。あんまり深みが無い所が残念。IT技術の細部はイマイチ適当な所多いし。リアム・ヘムズワースアンバー・ハードも魅力に乏しい。CEOがハリソン・フォードvsゲイリー・オールドマンというトコだけ豪華。

http://power-game.jp

2014-11-17

[]「ザ・レイド」-The Raid-

ギャレス・エヴァンス監督。ジャカルタ、新米SWAT隊員ラマ(イコ・ウワイス)たちははスラム街にある

麻薬王リアディ(レイ・サヘタピー)が支配するビルを突入するが、リアディの部下マッド・ドッグ(ヤヤン・ルヒアン)、アンディ(ドニー・アラムシャー)、そして住民たちからの反撃にあう…。インドネシア映画、「ザ・レイドGOKUDO」公開記念の上映。格闘技のシラットをベースにした殺陣の迫力がもの凄い。生身のスタントも迫力満点(昔の香港映画を思い出す)、突入という一直線なストーリ展開だけでフルスピードな展開していくのが小気味良い。悪役のマッド・ドッグのクレイジーぶりが強烈な魅力を持っている。古式ムエタイ映画の「マッハ!!!!」みたいな衝撃を受けた。

2014-11-16

[]「紙の月」

吉田大八監督、早船歌江子脚本、角田光代原作。1994年、銀行の契約社員として働く主婦の梅澤梨花(宮沢りえ)は夫(田辺誠一)と二人暮らし。ある時、取引先の資産家の孫、大学生の光太(池松壮亮)と出会うが…。原作未読。横領事件の過程の描き方がじっくりと丁寧で、ゆっくりとその心理に納得していってしまう。誰しもの心の中にある、その臨界点を意識させる。銀行の中の描き方も、リアル感があってその緊張感が映像から伝わる。映画オリジナルのキャラクタらしい先輩の小林聡美の存在感は対比として活きている。全体にさすが吉田大八の演出と思わせる。

http://www.kaminotsuki.jp

[]「トワイライト ささらさや」

深川栄洋監督、加納朋子原作「ささらさや」。サヤは(新垣結衣)は真打ちになったばかりの落語家の夫、ユウタロウ(大泉洋)を事故で失い生まれたばかり息子ユウスケと二人になる。葬式の日、ユウスケを引き取りたいというユウタロウの父(石橋凌)が突然サヤの前に現れ、、それを避けるためサヤは亡くした叔母の家がある街ささらやへ身を隠す事にするが、成仏出来ないユウタロウの魂は人の体に乗り移って助けようとする…。エピソードもキャラも陳腐、笑いのセンスも無い。大泉洋は出番少ないが全体の中では存在が浮いているし、新垣結衣も演技も悪くていいところ無かった。基本いい話なんだが、感動する余地なかった。脇役の藤田弓子富司純子とかはそれなりにいいんだけど。

http://www.twilight-sasara.jp

2014-11-15

[]「神さまの言うとおり

三池崇史監督、金城宗幸原作。退屈な日々を送る高校生の高畑瞬(福士蒼汰)、その教室に突然ダルマが出現し、命をかけたゲームが始まる。生き残った幼なじみのいちか(山崎紘菜)、天谷(神木隆之介)たちでさらにゲーむは続くが…。原作未読。平和ボケ時代の中二病的な殺人ゲーム、というジャンルはもうこの10年20年続いて食傷気味。それだけでなく全体にチープで、金をかけてないのがはっきり分かってしまう。謎解きもつまらないし。三池らしくテンポとかそれなりに出しているけど、まあ原作が駄目なんだろうなコレは。染谷将太は主役級かと思ったら登場少ない。

http://darumasanga.com/

 
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