電子竹林:Blog

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2015-01-28

[]「シン・シティ 復讐の女神」-Sin City: A Dame to Kill For-

ロバート・ロドリゲス/フランク・ミラー監督。マーヴ(ミッキー・ローク)が通う店のストリッパーのナンシー(ジェシカ・アルバ)は、刑事ハーティガン(ブルース・ウィリス)の復讐のためにロアーク上院議員(パワーズ・ブース)の隙を狙う。また探偵ドワイト(ジョシュ・ブローリン)の元に、億万長者と結婚した元恋人のエヴァ(エヴァ・グリーン)が助けを求めに来る。そして、ギャンブラーのジョニー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)がロアークにポーカーで大勝負を挑むが…。前作「シン・シティ」(id:zom-1:20051002#p1)の続き、同じノリで面白さも同じぐらいかな。同時進行する物語で、スピード感を出している展開は上手い。グロさや絵の癖はあるけれど個人的には嫌いじゃない。フランク・ミラーの世界を上手く描き出している。殺人マシーン・ミホがデヴォン青木でなくなったのは残念、ミホ強すぎだが。レディー・ガガがちょっとだけ出演、声が特徴的なのですぐに分かる。執事マヌート(デニス・ヘイスバート)が不気味なキャラでなかなか良かった。

http://sincity.gaga.ne.jp

2015-01-25

[]「ビック・アイズ」- Big Eyes -

ティム・バートン監督。マーガレット(エイミー・アダムス)は別居で娘と共にサンフランシスコにやってきたが、特技は絵を描く事だけ。やがて売れない風景画家のウォルター・キーン(クリストフ・ワルツ)と知り合い結婚し、マーガレットの描くビック・アイズの絵をウォルターの名前で売り出す事になるが…。なんとなくは知っているビック・アイズの絵がこんな裏話があったとは驚き。今見ると、この目はその後のポップアートや日本のアニメなどにも多くの影響を与えているのが分かる。ビック・アイズは大きな目がむしろ悲しみを表現しているのが多いのが印象的。ティム・バートンが監督だけど、それほど彼らしさはない。妙な不安感やユーモアにはちょっと感じるけど。映画的にはまあまあ良い内容。題材の選び方が「エド・ウッド」の時みたいな気がする。出番は少ないけどテレンス・スタンプ、クリステン・リッターがいい。

http://bigeyes.gaga.ne.jp/

2015-01-24

[]「薄氷の殺人」

ディアオ・イーナン監督。1999年、華北地方。男の切断された死体が6都市15カ所の石炭工場で発見される。担当刑事のジャン(リャオ・ファン)は容疑者の兄弟の逮捕時に事故が起こり、怪我を追う。5年後、警備員として働くジャンは似た手口の事件を知り、クリーニング店で働く未亡人ウー・ジージェン(グイ・ルンメイ)をマークするが…。ベルリンで二冠の中国映画。華北の猟奇殺人事件の話、大胆な演出と展開で監督の非凡な才能を感じさせる。時々驚くようなカットの仕方。偶然なのか天性の才能なのか今後が楽しみ。内容的にはグズグズ、ドロドロとした内容でスカっとさせてくれないが、雪の積もる寒い街にうごめく人間の暗い内面をえぐるようで個人的には好き。ところで出てくる中国人がみんなふつーに凄い事しているので驚く。アイススケートの刃そのままで満員バスに乗るのフツーなのか(^^;

http://www.thin-ice-murder.com

2015-01-21

[]「レクイエム」-掃毒-

ベニー・チャン監督。幼なじみのマー(ラウ・チンワン)、チャン(ニック・チョン)、ソー(ルイス・クー)は麻薬捜査官。妊娠中の妻を残しながらのソーの潜入捜査により、タイの大物麻薬王ブッダ(ロー・ホイパン)に接近するが、タイでの作戦は大失敗してしまう。5年後、香港の新興麻薬組織がブッダの組織を襲う事件が発生するが…。古い香港映画好きとしては、かなり好きな映画。この手の潜入捜査や刑事や犯罪組織の映画はどうやっても「男たちの挽歌」を連想させてしまうけど、うまくオマージュしながらも各所にオリジナリティを出す上手さがある。中盤からの展開はスピード感あって面白い。メチャクチャな銃撃戦に疑問を持たせないで展開させ納得させてしまうノリノリ感は香港映画らしい。世間のあらすじはかなりネタバレしているので読まないで観るのが吉。

http://requiem-hknr.jp

2015-01-19

[]「THE NEXT GENERATION パトレイバー/第7章」

押井守監督。突然、警視総監の後継者人事が浮上し、特車二課の解体が噂される。後藤田(筧利夫)は先代隊長の後藤が特車二課存続のために残したという"遺産"について調べ始め、かつてのクーデター事件を追っていくが…。いままでのあらすじが10分弱、残りは5月公開の「首都決戦」の前振りと予告編…。有料で予告編を見ている気になってしまう。まあ、とりあえずは「首都決戦」に期待しておくか。泉野明(真野恵里菜)、塩原佑馬(福士誠治)の出番は少ない。

http://patlabor-nextgeneration.com

2015-01-18

[]「ジャッジ 裁かれる判事」-The Judge-

デヴィッド・ドブキン監督原案。NYの有名な弁護士ハンク・パーマー(ロバート・ダウニー・Jr)は、母親の葬儀のため絶縁状態だった父親で判事ジョセフ(ロバート・デュヴァル)、兄、弟のいる故郷へ戻る。やがて、ジョセフがかつて裁いた男の事故死に関係して、彼が逮捕されてしまうが…。堅物判事の父親の事件を、絶縁状態の息子が弁護するという裁判モノの設定はなかなか面白い。しかし、裁判自体はちょっとモヤモヤ感が残る。親子ドラマとしては面白いのだけどなあ。相手検事がビリー・ボブ・ソーントンというのも豪華。元恋人のヴェラ・ファーミガの存在も面白いが、ココもやはりモヤモヤ感が残るか(^^;。

http://wwws.warnerbros.co.jp/thejudge/

[]「サン・オブ・ゴッド」- Son of God -

クリストファー・スペンサー監督。イスラエルの王になると預言されて生まれた男ナザレのイエス(ディオゴ・モルガド)は漁師のペテロ(ダーウィン・ショウ) 取税人のマタイたちを弟子として行った。イエスの教えが広まり、ユダヤ州総督ピラト(グレッグ・ヒックス)はイエスを危険視するが…。ヒストリー・チャンネルのドラマが基。話題のホット・ジーザス、今までの映像化の中では一番のイケメン・イエスかもしれない。まあ物語的には、いくつかの有名なエピソードを入れ十字架から復活という定番展開。物語や視点には新鮮味がない。だからホット・ジーサスに注目がいくのだと思う。マグダラのマリアはずっと中心にいる。普通のキリスト教徒が見れば違う感想かもしれないが。

http://sonofgod.jp/

2015-01-17

[]「ジミー、野を駆ける伝説」-Jimmy's Hall-

ケン・ローチ監督、ポール・ラヴァーティ脚本。内戦終結から10年の1932年、アイルランド。元活動家のジミー・グラルトン(バリー・ウォード)は、米国から田舎の母の家へ戻ってくる。やがて昔の恋人ウーナ(シモーヌ・カービー)たちと、村の芸術やスポーツの中心となっていたホールを再会するが、神父のシェリダン(ジム・ノートン)はそれに反対していた…。舞台になっている時代と背景がいい。内戦から10年、宗教、政治的対立、イングランドとの関係など複雑で、社会背景に追いついてくのがやっとなんだけど、その中で生きていこうとする人間がエネルギーが伝わってくる。時代の輪郭を静かに描き出すケン・ローチの手腕は相変わらず鋭い。かなり、かなり地味な映画なんだけどいい映画。ケン・ローチの映画が好きだったら、間違いなくオススメ。

http://www.jimmy-densetsu.jp

[]「神様はバリにいる」

李闘士男監督、森ハヤシ脚本、クロイワ・ショウ原案「出稼げば大富豪」。婚活の会社が失敗し、借金を抱え死に場所を求めてバリ島へやってきた祥子(尾野真千子)は、自殺場所でリュウ(玉木宏)と出会い、リュウが慕う富豪のアニキ(堤真一)から人生哲学を学ぼうとするが…。自己啓発本にありがちな内容、基本的にはいい事を言っているんだけど、成功者の方法論を一般化している間違い感は残る。演出は映画としてはイマイチで面白くない。エピソードも平凡。「出稼げば大富豪」ってハウツー本、名前も知らなかったけど有名なのかな。「萌の朱雀」、「殯の森」、「そして父になる」(id:zom-1:20130929#p1)というキャリアの尾野真千子も、こんな演出ではまるでいい所が出せないのが分かった。

http://www.kamibali.jp/

2015-01-12

[]「96時間 レクイエム」-Taken 3-

オリヴィエ・メガトン監督、リュック・ベッソン製作。元CIA秘密工作員ブライアン(リーアム・ニーソン)は、今は資産家セントジョンと暮らす前妻レノーア(ファムケ・ヤンセン)と娘キム(マギー・グレイス)との関係を取り戻そうとしていた。しかし、ブライアンの家でレノーアの遺体が発見され、ドッツラー警部(フォレスト・ウィテカー)はブライアンを追うが…。前作(id:zom-1:20130117#p1)で監督がメガトンに代わってテイストが変わってしまったのがさらに加速。コンセプトはズレまくりだし本来の面白さは全く無くなった。大体がブライアンが強すぎだし、アクションのハラハラ感はまったく感じられない。ロシアン・マフィアのマランコフもイマイチ魅力がないし。これでシリーズが終わる事だけが救いの作品。

http://www.foxmovies-jp.com/96hours/

2015-01-10

[]「劇場版SYCHO-PASS サイコパス

塩谷直義監督、本広克行総監督。狡噛慎也(声:関智一)が去ってから4年、2116年。日本政府は紛争国であるSEAUn(東南アジア連合/シーアン)にシビュラシステムとロボットドローンの試験的な輸出を開始。しかしSEAUnのテロリストが日本へ潜入したことから、刑事課一係の常守朱(声:花澤香菜)はSEAUnの管理された水上都市シャンバラフロートへ向かうが…。ドラマが劇場版になると海外ロケという定番展開だが、無駄に予算を使うドラマとは違って、広がりがある割にはしっかりした物語で土台からのズレは無く、いい展開。キャラもシビュラシステムも上手く使っているし、本質的な善悪という概念への問いかけも深く掘り下げている。去年行ったカンボジアシェムリアップが舞台になっているので、遺跡などの細かいところが興味深かった。バイヨンは壊さないでくれ〜、と思った。

http://psycho-pass.com

[]「映画 ST赤と白の捜査ファイル」

佐藤東弥監督、渡辺雄介脚本、今野敏原作。警視庁科学特捜班STのリーダー赤城(藤原竜也)はハッカーの楠木(ユースケ・サンタマリア)の焼死体を発見、赤城は容疑者として逮捕されSTも解散。しかし赤城は脱走、キャップ百合根(岡田将生)とSTのメンバーも赤城を追うが、やがてフンギというウィルスの関係を知り、それを知る堂島菜緒美(安達祐実)に会おうとするが…。ドラマ未見、原作も未読で予備知識ゼロ。背景などはまあまあ分かるけど、まるで面白くない。ドラマ的ネタがあまりにショボいし。話も広がりがなく、社会性も感じらない。キャラもどっかから持ってきたようなネタばかりだし、インターネットの使い方の陳腐さも呆れる。劇場版にしている意味が感じられない。どの役者もいいところナシ。

http://www.st-movie.com/

2015-01-05

[]「サンバ」-Samba-

エリック・トレダノ/オリヴィエ・ナカシュ監督脚本。アフリカからパリへ来て10年、叔父の家に居候するサンバ(オマール・シー)は料理人を目指しながら下働ばかり。ビザの更新でトラブルとなったサンバは燃え尽き症候群で大手企業を辞め移民協力ボランティアをするアリス(シャルロット・ゲンズブール)と出会うが…。「最強のふたり」(id:zom-1:20120922#p1)的な宣伝をしているけど、確かに同じ監督脚本主演だが路線はかなり違う。移民問題、格差などを扱う社会派ではあるけど、それほど感動モノでもないし、温かみはあまり感じられない。オマール・シーのキャラは魅力的ではあるのだけど一本調子。個人的には、あの"なまいきシャルロット"が実にオバさん臭いトコで演技しているのがなんとも感慨深い。

http://samba.gaga.ne.jp/

 
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