電子竹林:Blog

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2017-01-17

[]「劇場版 新・ミナミの帝王

瑠東東一郎監督、ひかわかよ脚本、天王寺大+郷力也原作。大阪ミナミ、トイチの高利貸し萬田銀次郎(千原ジュニア)と舎弟の坂上竜一(大東駿介)、客のお好み焼き屋に経営コンサルタントの薮田(袴田吉彦)が接触する。また、高校生の美月と優花が借金にやってくる事から、老舗の和菓子屋も巻き込んだネットの騒ぎも起きるが…。原作はちょっとだけ読んでる、ドラマは未見。時事ネタなど入れているトコはいいけど、まあ劇場版にするってほどじゃないかなあ。大東駿介が中心で千原ジュニアは出番かなり少ない。トイチの高利貸しだけど実は正義の味方って構図が、なんか古臭く感じてしまうのは「闇金ウシジマくん」(id:zom-1:20120830#p1)のせいだろうか。10日1割の金利は、ウシジマの10日5割に比べると超お得に感じてしまうけど。

http://www.shin-minami-the-movie.com/

2017-01-16

[]「本能寺ホテル」

鈴木雅之監督、相沢友子脚本。自分のやりたい事が見つからない倉本繭子(綾瀬はるか)は、恋人の吉岡恭一(平山浩行)の両親に会うために京都へ向かい、ホテル予約のミスで路地裏の"本能寺ホテル"へ迷い込む。繭子はそこで、1582年の本能寺の変の前日の世界に迷い込み森蘭丸(濱田岳)と出会い、織田信長(堤真一)の茶会に出る事になるが…。設定的に面白い所はあるものの、微妙にどこか筋が通らないトコがあり、最後にはまとまりに欠けた印象か。毬杖(ぶりぶりぎっちょう)のシーンなど織田信長の人間性を見せながら、最後にまったく繋がっていないの逆に驚く。ラストはエモーションのカケラもない。万城目学のツイートを読むと複雑な感じ、素直に原作が練り上がっていればマシになったのかと思う。

http://www.honnoji-hotel.com

2017-01-15

[]「僕らのごはんは明日で待ってる

市井昌秀監督、瀬尾まいこ原作。兄の死から自分の殻に閉じこもっている高校生・葉山亮太(中島裕翔)は体育委員の上村小春(新木優子)と体育祭の米袋ジャンプに出場することになる。そして二人は付き合うことになるが…。「箱入り息子の恋」(id:zom-1:20130616#p1)の監督で、原作は 「幸福な食卓」(id:zom-1:20070314#p1)、「図書館の神様」(id:zom-1:20070219#p4)の瀬尾まいこ瀬尾まいこは「幸福な食卓」(id:zom-1:20070128#p1)に続いて2回目の映画化かな。映画のあとに原作読んだが、イメージ的にはほぼそのまま、最終章だけちょっと違う。恋愛モノという単純な枠には収まらないヒューマンドラマとして成立している。原作にもある不思議なテンポとオフビート感もここちよい。Hey! Say! JUMPだけどアイドルっぽくなく中島裕翔を使い、女優でモデルって感じでもなく新木優子を使い、二人の朴訥な感じが物語にすっぽり収まっていた。

http://bokugoha.com

2017-01-08

[]「疾風スプリンター」

ダンテ・ラム監督。台湾の自転車ロードレースチーム"ラディアント"、エースのチョン・ジウォン(チェ・シウォン)にアシストとしてチウ・ミン(エディ・ポン)、クライマーのティエン(ショーン・ドウ)が加わり連戦するが、資金難で三人は別チームに移ることになる…。台湾から香港、中国、韓国まで、ちょっと詰め込みすぎな気はするが見せ場も多く展開も上手い。ドローンやアクションカムの映像を取り混ぜたレースの映像はスピード感も迫力もあり素晴らしい(画質はやや劣るが)。断崖絶壁の太魯閣、砂漠などのムチャ設定なレースも面白い。それに比べて監督の「激戦-ハート・オブ・ファイト」(id:zom-1:20150130#p1)ほど人間ドラマ性がないのはかなり残念。韓国、台湾、中国のそれぞれの俳優を入れたマーケティングは上手いけど、三人は似た雰囲気で区別がつきにくく個性もあんまり感じられないのもイマイチ。ワン・ルオダンの立場も取ってつけた印象。

http://shippu-sprinter.espace-sarou.com

2017-01-07

[]「傷物語 III 冷血篇」

新房昭之総監督、尾石達也監督、西尾維新原作。阿良々木暦は人間に戻るため、吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードの四肢を奪い返すことに成功するが、改めて吸血鬼の本質を知り、友人・羽川翼の提案を聞くことになるが…。「化物語」の前日譚三部作、前作(id:zom-1:20160828#p1)の続きで最終話。新房昭之シャフトの絵で、動きはいいけど、使い回し多いな。まあまあだったが三部作にする必要ないだろ、って感想は前二作と同じ。

http://www.kizumonogatari-movie.com/story/

[]「MILES AHEAD マイルス・デイヴィス 空白の5年間」

ドン・チードル監督。1970年代末、表舞台から姿を決して5年間、マイルス・デイヴィス(ドン・チードル)は自宅で一人閉じこもり荒んだ生活を送っていたが、そこにローリングストーンズ誌のデイブ・ブレイデン(ユアン・マクレガー)が押しかけインタビューを試みる。またコロンビアは契約から新作のテープを要求するが…。創作休止の5年間を題材にしているが基本的にはフィクション。ファッションや音楽、音楽業界などなどの時代性は結構面白いし、緊張感があるシーンもいい。フランシス・テイラー(エマヤツィ・コーリナルディ)との過去の使い方は、時間も超え全体に白昼夢の様な感覚。音楽はそれほどメインじゃないのは残念。

http://www.miles-ahead.jp

2017-01-06

[]「ヒッチコックトリュフォー」-HITCHCOCK/TRUFFAUT-

ケント・ジョーンズ監督。1962年、フランスの映画監督フランソワ・トリュフォーアルフレッド・ヒッチコックにインタビューさせてほしいと熱望し実現、映画の教科書「定本 映画術 ヒッチコックトリュフォー」が誕生する。その本を巡る様々なインタビュー…。登場するのはマーティン・スコセッシウェス・アンダーソンデビッド・フィンチャーオリヴィエ・アサイヤスピーター・ボグダノヴィッチアルノー・デプレシャンジェームズ・グレイ黒沢清リチャード・リンクレイターポール・シュレイダー。「めまい」は変態の映画、「断崖」のミルクの白さ、「サイコ」のジャネット・リーのブラジャーの不吉さなどなど、階段の俯瞰撮影などなど、改めてヒッチの面白さとこの本の面白さを再認識させる

http://hitchcocktruffaut-movie.com

2017-01-01

[]2016年外国映画ベスト10

2016年に劇場で観たのは218本、そのうち外国映画は112本。下期はハリウッド以外に面白いのが多かった

1.「ボーダーライン」(id:zom-1:20160417#p1)全貌が見えない不気味さ

2.「好きにならずにいられない」(id:zom-1:20160723#p1)主演キャラが強烈、そして静かに共感できる

3.「帰ってきたヒトラー」(id:zom-1:20160811#p1)面白くもあり、そして恐ろしくもある

4.「オデッセイ」(id:zom-1:20160207#p1) SFとしても完成度く、高品質のエンタメ

5.「ズートピア」(id:zom-1:20160514#p1)子供向けとは思えない社会派アニメ

6.「PK ピーケイ」(id:zom-1:20161120#p1)インドで真っ向から宗教映画、エンタメとしても成功

7.「エクス・マキナ」(id:zom-1:20160718#p1)AIにより自らの知性の輪郭が浮かび上がるサスペンス

8.「マジカル・ガール」(id:zom-1:20160410#p1)意外な展開、怒涛のラストの驚き

9.「ルーム」(id:zom-1:20160409#p1)犯罪を背景に、認識と成長を描くヒューマンドラマ

10.「ドント・ブリーズ」(id:zom-1:20161228#p1)多彩なサスペンス技が見事

次点

「グランドフィナーレ」(id:zom-1:20160416#p1)人生の残された時間を描く美しさ

レヴェナント:蘇えりし者」(id:zom-1:20160425#p1)こだわり抜いた映像が生む圧倒的迫力

ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(id:zom-1:20161217#p1)ファンの人には絶対にお勧め

サウルの息子」(id:zom-1:20160428#p1)ひたすら息苦しい映画だが目をそむけられない

→2016年上期外国映画ベスト5(id:zom-1:20160630#p1)

→2015年外国映画ベスト10(id:zom-1:20160101#p1)

[]2016年外国映画ワースト5

1.「アーロと少年」(id:zom-1:20160323#p1)ピクサーブランドの汚点

2.「アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅」(id:zom-1:20160709#p1)タイムの面白さゼロ

3.「フィフス・ウェイブ」(id:zom-1:20160423#p1) 古臭く陳腐なエイリアン侵略モノ

4.「ミュータント・ニンジャ・タートルズ:影」(id:zom-1:20160901#p1 )ゴールデンラズベリー賞続編に恥じない

5.「ゴーストバスターズ」(id:zom-1:20160916#p1)滑りまくるギャグ、いいとこ無し

→2016年上期外国映画ワースト3(id:zom-1:20160630#p2)

→2015年外国映画ワースト5(id:zom-1:20160101#p2)

[]2016年日本映画ベスト10

2016年に劇場で観たのは218本、そのうち日本映画は106本。上期不作、下期には話題作多かった

1.「リップヴァンウィンクルの花嫁」(id:zom-1:20160327#p1) 幸福と不幸で切り取った人生のシルエット

2.「この世界の片隅に」(id:zom-1:20161113#p1)原作を想像以上に上手く映像化している

3.「永い言い訳」(id:zom-1:20161015#p1)西川美和はいつも正直であるが故に残酷

4.「湯を沸かすほどの熱い愛」(id:zom-1:20161106#p1)エンディングの強烈な印象

5.「淵に立つ」(id:zom-1:20161018#p1)罪、罰、業が絡みあう人生の残酷さ

6.「俳優 亀岡拓次」(id:zom-1:20160206#p1) いいオフビート感

7.「残穢(ざんえ)-住んではいけない部屋」(id:zom-1:20160130#p1) すごくイヤな恐怖感

8.「海よりもまだ深く」(id:zom-1:20160521#p1)日常で描く人間の普遍性

9.「きみの名は。」(id:zom-1:20160827#p1)ロマンチックでファンタジックな物語

10.「SCOOP!」(id:zom-1:20161007#p1)期待を裏切らない出来、強烈なラスト

次点

「怒り」(id:zom-1:20160918#p1)絶望的な悲しみに突き落とされる

シン・ゴジラ」(id:zom-1:20160730#p1)オタク心を鷲掴み

「二重生活」(id:zom-1:20160703#p1)静かに内面に切り込んでくるような心理描写

→2016年上期日本映画ベスト5(id:zom-1:20160630#p3)

→2015年日本映画ベスト10(id:zom-1:20160101#p3)

[]2016年日本映画ワースト5

1.「ライチ☆光クラブ」(id:zom-1:20160218#p1)拷問に近い退屈さ

2.「コープスパーティー Book of Shadows」(id:zom-1:20160810)修行を超え苦行

3.「Cutie Honey-TEARS」(id:zom-1:20161006#p1)テンポ悪くチープな作り

4.「劇場版 艦これ」(id:zom-1:20161211#p1)無理に映像化して失敗

5. 「テラフォーマーズ」(id:zom-1:20160521#p2)三池の無駄遣い映画

次点

「はなちゃんのみそ汁」(id:zom-1:20160123#p2) これはヤバ目な代替療法礼賛

「RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編」(id:zom-1:20161203#p1)不快なキャラとつまらないギャグ

→2016年上期日本映画ワースト3(id:zom-1:20160630#p4)

→2015年日本映画ワースト5(id:zom-1:20160101#p4)

2016-12-29

[]「土竜の唄 香港狂騒曲」

三池崇史監督、宮藤官九郎脚本、高橋のぼる原作。数寄矢会会長・轟周宝(岩城滉一)逮捕のために数寄矢会に潜入したモグラの菊川玲二(生田斗真)は日浦匡也(堤真一)の日浦組若頭となる。警視庁では兜(瑛太)が組織犯罪対策部課長に就任し、警察官とヤクザの癒着撲滅を目指していた。玲二は轟のボディガードを命じられるが、破門された桜罵百治(古田新太)と手を組むチャイニーズマフィア仙骨竜の胡蜂(菜々緒)に轟の娘・迦蓮(本田翼)を誘拐されてしまう…。前作(id:zom-1:20140322#p2))も詰まらなかったが、まあ同じレベルのつまらなさ。登場人物も多い割にはそれぞれの魅力は薄い。バタバタしているだけで笑いも取れていない。香港狂騒曲と名付けた割には香港ロケもゼロという手抜き感が酷い。全体に子供騙し感満載。

http://mogura-movie.com/

2016-12-28

[]「ドント・ブリーズ」-Don't Breathe-

フェデ・アルバレス監督。デトロイト、幼い妹と街を出てカリフォルニアに行くことを夢見るロッキー(ジェーン・レヴィ)、その恋人マニー(ダニエル・ゾヴァット)、父が警備会社に務めるアレックス(ディラン・ミネット)の3人は空き巣を繰り返していた。3人は最後の仕事に、娘の事故の示談金を持つという噂の元軍人の盲人(スティーヴン・ラング)の家へ忍び込むが…。リメイク版「死霊のはらわた」(id:zom-1:20130528#p1)の監督、これはメチャクチャに面白かった。逆「暗くなるまで待って」的な単純な展開かと思っていたら、これでもかこれでもかと繰り出す多彩なサスペンス技が見事にハマっている。凄いスピード感。年末になって今年の悪役ベスト1の登場かも。デトロイトのゴーストタウン怖い。

http://www.dont-breathe.jp

2016-12-25

[]「ポッピンQ

宮原直樹監督、東堂いづみ原作、黒星紅白キャラクター原案。高知、卒業式と引っ越し前日の陸上部の伊純は海で"時のカケラ"を拾い、時の谷へ迷い込む。そこで世界の時間を司るポッピン族と出会い、成績優秀な蒼、ピアノが得意な小夏、武道に打ち込むあさひ、人と関わらない沙紀と共にダンスで世界を救う事になるが…。東映アニメ創立60周年記念のオリジナル作品。中途半端で古臭いファンタジーに薄っぺらい青春ドラマをダンスで無理やり結びつけた感じ。絵もキャラが古臭いし、ダンスの3D CGIは浮いている。どういう客層を狙っているのか謎だなあ。

http://www.popin-q.com

 
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