電子竹林:Blog

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2016-01-23

[]「人生の約束」

石橋冠監督、吉本昌弘脚本。IT企業のCEO中原祐馬(竹野内豊)は、かつて一緒に会社を立ち上げながら3年前に退社に追い込んだ航平からの無言電話が続き、秘書(優香)とともに親友の故郷・富山県新湊へ向かう。航平はすでには世を去っていたが、その娘・瞳(高橋ひかる)、義兄の鉄也(江口洋介)たちと出会い隣町に譲渡された曳山を取り戻そうとしている話を知るが…。「池中玄太」シリーズなどのTVの人が78歳で劇場用初監督、ちょっとヘンな演出もあるんだけど全体にはまあまあ面白い。オリジナル脚本というところは評価したい。富山の曳山まつりが軸になるんだけど、祭りの映像は丁寧で迫力もありなかなか良かった。ヘンな部分が全部、祭で誤魔化されている感じもするけど。なんか場内でも号泣している人多数^^;

http://www.jinsei-no-yakusoku.jp/

[]「はなちゃんのみそ汁」

阿久根知昭監督。福岡、新聞記者の信吾(滝藤賢一)は取材にきた音大生の千恵(広末涼子)と出会い、やがて結婚を考える頃に千恵の乳がんが発覚。結婚を決意し抗がん剤治療を行う。やがて再発リスクの中、妊娠、出産するが…。主人公のブログ「早寝早起き玄米生活」を書籍化、ドラマ化しているらしい。未見未読。ガン闘病+子供もので、お涙な感じで全体にはちょっと平凡。玄米、味噌汁で免疫力アップな思想で代替療法礼賛なトコはちょっとヤバめな感じがする。怪しげな代替医療医者の登場も違和感アリアリ。「ペコロスの母に会いに行く」(id:zom-1:20131229#p1)の脚本家の初監督作品。原田貴和子が面影がなくてクレジットまで気づかなかった。

http://hanamiso.com

2016-01-22

[]「白鯨との闘い」-In the Heart of the Sea-

ロン・ハワード監督、ナサニエル・フィルブリック原作「復讐する海-捕鯨船エセックス号の悲劇」。1819年、マサチューセッツ州の捕鯨基地ナンタケット島からエセックス号が出航する。新米船長は地元名家ポラード家のジョージ・ポラード(ベンジャミン・ウォーカー)、ベテランの一等航海士オーウェンチェイス(クリス・ヘムズワース)、14歳の孤児トマス・ニッカーソンたち。1年後も成果を上げずにいたクルーは鯨が集まるという太平洋沖4800キロメートルの海域を目指しそこでで巨大なマッコウクジラと遭遇するが…。タイトルどおり白鯨中心かと思ったらそうでもなく、原題の「In the Heart of the Sea」通りに海でのサバイバル話。メルヴィルの「白鯨」の後日譚のような物語だが、そっちのほうがずっと壮絶。ちょっと意外な展開もしてくるが、その辺好みが分かれると思う。最終的にはまあまあなドラマに収まったと思うけど、中盤はやや退屈か。

http://hakugeimovie.jp

2016-01-17

[]「傷物語 I」

新房昭之総監督、尾石達也監督、西尾維新原作。高校生の阿良々木暦は、三年生になる前の春休みのある晩に偶然に手足を失った吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードを助け、その眷属となってしまう。阿良々木は人間に戻るために、三人の吸血鬼ハンターから彼女の両手両足を集めることとなり、忍野メメの助けを借りるが…。「化物語」の前日譚、3部作の第1部。とはいえ、30分一話分ぐらいの内容しかない。これなら一本にできるだろうに。時間の割には性格描写や物語の背景などの描写も適当。ネーミングの中二病的センスもちょっとなあ。ドラマツルギー、エピソード、ギロチンカッターとか酷いなあ。まあ狙っているんだろうけど。絵は3D多用で丁寧な感じもない。絵は新房昭之とシャフト。

http://www.kizumonogatari-movie.com

2016-01-16

[]「の・ようなもの のようなもの」

杉山泰一監督。志ん田(松山ケンイチ)は師匠・出船亭志ん米(尾藤イサオ)の自宅に住み込む前座の落語家、家には志ん米の娘・夕美(北川景子)。ある時、志ん扇十三回忌一門会を前に大スポンサーの会長の機嫌を損ねた志ん米は、志ん田に会長のお気に入りの引退した志ん魚(伊藤克信)を探すように命じられるが…。森田芳光原案となっているけど原案じゃないだろう。ま、「の・ようなもの」の同窓会な雰囲気で色々と懐かしさイッパイ。とは言え元ネタ知らない人にはイマイチかも。北川景子のコメディエンヌ感は良い。しかし秋吉久美子の姿がないのは残念。初監督だけど森田芳光らしいオフビート感はよく出ている。森田芳光なら自分のスタイル、オリジナリティを作れと言うだろうけどなあ。

http://no-younamono.jp

2016-01-11

[]「神様なんかくそくらえ」-Heaven Knows What-

ジョシュア・サフディ&ベニー・サフディ監督。NY、少女ハーリー(アリエル・ホームズ)はドラッグ中毒で路上生活者のその日暮らし。恋人イリヤ(ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ)に依存し自殺未遂を起こすが…。東京国際映画祭のグランプリ+最優秀監督賞。アリエル・ホームズ自身のストリート暮らしの手記「Mad Love in New York City」が原作とあってリアル。セントラル・パークを中心した貧富の差の激しい空間、家はなくても携帯電話やインターネットを使いこなし、トイレやファーストフード店に居座り、知り合いの家に居候する、そんなライフスタイルが妙にリアリティがあって面白い。一般受けする内容ではないとは思うけど、印象に残る映画。

http://heaven-knows-what.com

2016-01-09

[]「ブリッジ・オブ・スパイ」-Bridge of Spies-

スティーヴン・スピルバーグ監督。冷戦中の1957年、保険関連弁護士ドノヴァン(トム・ハンクス)はソ連スパイのアベル(マーク・ライランス)の弁護を引き受け、死刑を逃れ禁錮刑とする。さらにドノヴァンは1960年にソ連で撃墜されたU-2偵察機パイロットのパワーズ(オースティン・ストウェル)とアベルの交換の交渉を依頼されるが…。スピルバーグトム・ハンクスで目新しさはないものの、これは手堅い人間ドラマ。ソ連と東独が一枚岩じゃない当たりが面白いし、ベルリンの壁が出来た時の時代が分かるのもいい。コーエン兄弟が脚本なんだけど、そこにらしさは感じられなかったな。米学生プライヤー(ウィル・ロジャース)の扱いはちょっと中途半端な印象。タイトルは捕虜交換の場所のグリーニッケ橋のことであり、撮影も実際の橋。

http://www.foxmovies-jp.com/bridgeofspy/

[]「ガラスの花と壊す世界

石浜真史監督。人類が残した仮想空間、"知識の箱”の中でウイルスと戦うアンチウイルスプログラムの二人の少女、デュアル(声:種田梨沙)とドロシー(声:佐倉綾音)。ある時、二人は記憶を失った少女リモ(声:花守ゆみり)と出会うが…。2013年アニメ化大賞受賞作、Physics Pointの作品「D.backup(ディー・ドット・バックアップ)」が原案。アニメーションはA-1 Pictures。話的にはバーチャル世界のなんともつまらん話だし、登場人物ほぼ3人。短編ならともかく長篇では間延びしすぎ。無理に映画化したとしか思えない。好きな声優でかわいいキャラが動いていれば満足だろう、って思い込んでいるのだろうか。ま、主な客層はそうかもしれないがこれは酷いな。

http://garakowa.jp

2016-01-08

[]「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」

高木淳監督、さくらももこ原作脚本。静岡県清水、まる子(声:TARAKO)のクラスメート花輪くんの家にアメリカのマークたち世界の子どもがホームステイにやって来ていた。普通の家庭を体験したいという希望で、イタリアのアンドレアはまる子、香港のシンニーはたまちゃん、インドのシンははまじ、ハワイのネプは小杉くん、ブラジルのジュリアは野口さん、それぞれの家に泊まることになるが…。話としてはかなり面白く、ラストの方までよく出来ている。特番ではまるちゃんがちょっといい子でシニカルさも抑え気味なのはお約束。設定的には成田空港ができる前か、だから成立する話なのかもしれない。絵はいつも通りだけど、この絵はTVサイズがあっているかな。

http://chibimaru-movie.com/

2016-01-05

[]「ひつじ村の兄弟」-Hrutar-

グリームル・ハゥコーナルソン監督。アイスランド辺境の牧羊の村、老兄弟のグミーとキディーは隣同士に住みながら40年間も口を聞かない関係。ある時、グミーはキディーの羊が疫病にかかっているのではないかと疑いを持つが…。2015年カンヌある視点部門グランプリ作品、アイスランドデンマーク合作。地味で抑えた演出、爺さんだから出る絶妙な味わいを上手く使っている。田舎の風景、素朴な生活、牧羊についての話など新鮮味がある。そして最後に一気に盛り上げてスパっと切るのも凄い、大胆。

http://ramram.espace-sarou.com

2016-01-04

[]「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」-The Peanuts Movie-

スティーヴ・マーティノ監督、チャールズ.M.シュルツ原作。空回りばかりな少年チャーリー・ブラウン、親友は飼い犬のスヌーピー。ある時、チャーリーのクラスに転校生の赤毛の女の子がやってくるが…。ピーナッツではおなじみの赤毛の女の子の話が主軸。まあ、全体にはつまらなくないものの元ネタ知らない子供とかはこれ面白いのだろうか、かなり疑問。哲学っぽさもやや薄いかな。そもそもチャーリーの出番ばかりなので。ブルー・スカイ・スタジオが3D映像をどう作るが興味だったが、3Dを活かした体に顔は別な描き方で自然、なるほどと思わせる。とはいえ、3Dにする意味ってほとんど感じないけど。これに制作費が1億ドルってのは驚きだ。

http://www.foxmovies-jp.com/snoopy/

2016-01-02

[]「ストレイト・アウタ・コンプト」-Straight Outta Compton-

F.ゲイリー・グレイ監督。1986年カリフォルニア州コンプトン、麻薬、ギャングの抗争、警察の摘発が日常の街でイージーE(ジェイソン・ミッチェル)はドラック業から音楽ビジネスに乗り換えようと、DJのドクター・ドレー(コーリー・ホーキンズ)、ラッパーのアイス・キューブ(オシェア・ジャクソン・Jr)を集め、さらにDJイェラ、MCレンを加えN.W.A(Niggaz Wit Attitudes)を結成、「ストレイト・アウッタ・コンプトン」がヒットとなる。それに目をつけたレコード業界のジェリー・ヘラー(ポール・ジアマッティ)は、イージEをパートナーにルースレス・レコードを設立するが…。この頃の音楽に興味あるならオススメ。警察との対立、差別、過酷な環境から生まれる音楽のドラマがストレートに感じられる。特に、"Fuck the Police"での逮捕劇は緊張感あっていいシーン。さらに'92年のLA暴動につながる社会背景もちょっと理解できる。ドクター・ドレー、アイス・キューブも製作に参加しているだけあってリアルかも。

http://soc-movie.jp

 
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