電子竹林:Blog

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2017-02-13

[]「マリアンヌ」-Allied-

ロバート・ゼメキス監督、スティーブン・ナイト脚本。1942年カサブランカ、秘密諜報員マックス(ブラッド・ピット)は現地でマリアンヌ(マリオン・コティヤール)と合流、夫婦を装ってドイツ大使の暗殺を狙う。その後、ロンドンで再会した二人は結婚するが…。スパイ+恋愛物としてはなかなか面白いのだけど、ラストへの引っ張り方はややスピード感が失われてて勿体無い感じがする。心理描写に重きをおき過ぎているのか。舞台と時代が映画「カサブランカ」と同じなので、観ておいた方がいいのは確か。個人的には冒頭のカサブランカでの細部の描き方が、スパイ物としては面白かった。主体は後半ではあるのだけど。

http://marianne-movie.jp/

2017-02-12

[]「LUPIN THE IIIRD 血煙の石川五ェ門

小池健監督。鉄竜会の用心棒となっていた石川五ェ門(浪川大輔)だが、バミューダの亡霊と呼ばれる殺し屋の襲撃により組長が命を落とす。ルパン三世(栗田貫一)、次元大介(小林清志)、峰不二子(沢城みゆき)たちが見守るなか、汚名を着せられた五ェ門は犯人を追うが…。シリーズの第二弾だが一作目は未見。TVの第一シリーズの時のようなハードボイルドさが復活し、ケレン味のある絵作りがなかなかよい。全編血だらけのスプラッタ感、ここまで人を切っている五ェ門は初めてかも。だからPG12なのか。ルパン、次元、不二子の出番はあんまり無い。まあ、1時間ぐらいの短い映画なのでしょうがないか。

http://goemon-ishikawa.com/

[]「相棒 劇場版IV 首都クライシス 人質は50万人!特命係最後の決断」

橋本一監督。警視庁特命係の杉下右京(水谷豊)、冠城亘(反町隆史)は元国連犯罪情報事務局のマーク・リュウ(鹿賀丈史)と共に犯罪組織バーズのリーダーであるレイブンを追っていた。その頃、7年前の英国の日本領事館の毒殺事件、その唯一生き残りで行方不明の少女・鷺沢瑛里佳(山口まゆ)の身代金10億円が要求されるが…。「相棒 劇場版」のなかでは、まあ面白い方かもしれないが、全体にはイマイチ。70年前の事件も取ってつけたような感じだし、それにより人間像が薄っぺらく感じるし、犯人への共感もあまりない。7年前も含めて、事件自体がかなり杜撰。毒物などすごーく適当で、もうちょっと科学的裏付け感が欲しいもんだが。しかしTV宣伝のおかげか満席。杉下右京がアクションすると笑ってしまう^^。鹿賀丈史の存在は、相対的に水谷豊は若く見えるのを狙っているのか。

http://www.aibou-movie.jp/

2017-02-11

[]「スノーデン」-Snowden-

オリバー・ストーン監督。2013年6月、NSAの元職員エドワード・スノーデン(ジョセフ・ゴードン=レビット)は香港のホテルでドキュメンタリー作家ローラ・ポイトラス、ガーディアン紙グレン・グリーンウォルドと密かに会い、過去から米国政府の国際的監視プログラムについてを語る。2004年、スノーデンは軍に志願入隊するが怪我により除隊、2006年にCIA訓練センターでサイバーセキュリティを学び、指導教官コービン・オブライアン(リス・エバンス)と出会うが…。陰謀論好きなオリバー・ストーンだから、まあ話半分として観てもなかなか面白い、というかかなり怖い話。監視プログラムについては何かしら存在するだろうし、原理的には可能だろうが大規模すぎてノイズが多いので実効性はあるのだろうか。悪用の方が怖い。それよりもドローン・パイロットたちの話が特に不気味だったし、日本にも仕掛けられたバックドアも気になる。ラストの出番はかなり驚いた…。多分誰しも驚く。

http://www.snowden-movie.jp/

2017-02-08

[]「黒執事 Book of the Atlantic

阿部記之監督、枢やなの原作。19世紀、名門貴族ファントムハイヴ家の13歳の主人シエル・ファントムレイヴ(声:坂本真綾)、執事セバスチャン・ミカエリス(声:小野大輔)は、英国の番犬として"死者蘇生"の調査のために豪華客船カンパニア号に乗り込む。そこには許嫁リジー(声:田村ゆかり)の一家、葬儀屋(諏訪部順一)、グレル・サトクリフ(声:福山潤)、ロナルド・ノックス(声:KENN)なども乗り合わせるが…。実写版「黒執事」(id:zom-1:20140125#p2)は見ているがその他の知識はナシ。剛力の実写版の悪い印象があるけど、まあアニメ版も物語的にはイマイチ面白くないなあ。絵はそれなりに動いてたけど、展開はメリハリに欠ける。タイタニックにゾンビものというアイデアに組み込んだだけで、それ以上のものが感じられない。人物が多いので細かいキャラ設定すっ飛ばしているからそう感じるのかもしれないので、ファンの人は好きかもしれないが。

http://www.kuroshitsuji-movie.com/

2017-02-04

[]「マグニフィセント・セブン」-The Magnificent Seven-

アントワン・フークア監督。西部開拓時代のローズ・クリーク、金採掘のために町を支配しようとするボーグ(ピーター・サースガード)に夫を殺されたエマ(ヘイリー・ベネット)は、委任執行官サム(デンゼル・ワシントン)に依頼。サムは、ギャンブラーのジョシュ(クリス・プラット)、仏系の狙撃手グッドナイト(イーサン・ホーク)、マウンテンマンのジャック(ビンセント・ドノフリオ)、東洋人のビリー(イ・ビョンホン)、賞金首メキシコ人のバスケスを集め、さらにコマンチ族レッド・ハーベストが加わりローズ・クリークへ向かうが…。まあまあ面白いが、「荒野の七人」や「七人の侍」ほどのキャラの深みや展開の面白みはなかった。役柄的にはグッドナイト、ジャックなどが面白い。攻防戦も新鮮なアイデアに乏しく、活劇としてまあまあなぐらい。イ・ビョンホンが裸にならない映画を久しぶりに見た。

http://magnificent7.jp/

[]「新宿スワンII」

園子温監督、和久井健原作。新宿歌舞伎町のスカウト会社バーストは横浜進出を目論み、白鳥龍彦(綾野剛)、関(深水元基)たちを送り込む。横浜は関と因縁があるタキ(浅野忠信)のスカウト会社バーストが牛耳っていたが…。前作(id:zom-1:20150531#p1)もイマイチだったけど、それよりさらにツマラナイ。園子温仕事してるのか、これ。物語的にもイマイチ新鮮味がないし、最後のコンテスト対決とか苦笑しか出てこない。アクションシーンも雑。横浜生まれ育ちとしては、みなとみらいや大桟橋あたりで水商売のスカウトするってトコで引っかかったけど。広瀬アリスは取ってつけた様な役、ハマネン(中野裕太)は印象的。全日本酒販連合会の会長(椎名桔平)が闇社会に繋がってたりするトコがヤバイ気がするが、平気なのかこれ。

http://www.ss-2.jp/

2017-02-01

[]「ドクター・ストレンジ」-Doctor Strange-

スコット・デリクソン監督。神経外科医ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)は交通事故で両手に怪我を負い、キャリアを取り戻すため最後にはカトマンズにある施設カマー・タージを訪ねる。そこでドクター・ストレンジは主のエンシェント・ワン(ティルダ・スウィントン)、弟子モルド(キウェテル・イジョフォー)たちと出会い魔術を学び始めるが、異次元ダーク・ディメンションの力により永遠の命を求めるカエシリウス(マッツ・ミケルセン)の脅威が迫るが…。世界観はマーベルっぽい適当さで、なんかムチャクチャ。ILMの映像はディティールまで凝っているし、かなり斬新で惹きつけられる。それだけで一気に見せている印象。その立体的な空間の演出が見事で、街中が変化するシーンとかVRで是非みてみたいと思った。でも多分平衡感覚狂って転ぶ気がする。カンバーバッチはまあイメージあってるかな。

http://marvel.disney.co.jp/movie/dr-strange.html

2017-01-31

[]「破門 ふたりのヤクビョーガミ」

小林聖太郎監督、黒川博行原作「破門」。サバキを生業とする建設コンサルタントの二宮啓之(横山裕)とヤクザの桑原保彦(佐々木蔵之介)は、二蝶会若頭の出資を持ち逃げした映画プロデューサー小清水(橋爪功)を追ううちに、本家筋の構成員に怪我を負わせる。さらに二宮の従姉妹・悠紀(北川景子)の協力により、小清水とその愛人(橋本マナミ)がマカオに逃げている事を知るが…。予告のイメージと違って意外にコメディっぽさが薄く、純粋に極道色が強い。原作は黒川博行だからか。北村一輝+濱田岳でドラマになってるみたいだが未見。ヤクザによる建設の妨害を避けるサバキという職業自体が面白いし、ヤクザがらみのディティールは興味深いところがある。とはいえ、面白いのはそのあたりだけだったのは残念。横山裕は役には合ってない気もするが、そこが逆に面白い気もするし微妙なところか。

http://hamon-movie.jp/

[]「恋妻家宮本」

遊川和彦監督、重松清原作「ファミレス」。中学校教師の宮本陽平(阿部寛)とその妻・美代子(天海祐希)は大学生時代に出来ちゃった婚での結婚。息子の正(入江甚儀)は被災地でのボランティアで知り合った優美(佐津川愛美)と仙台で暮らすために、50歳にして初めて夫婦だけの生活になる時、陽平は美代子が書いた離婚届を発見してしまうが…。原作未読、「家政婦のミタ」「女王の教室」などの脚本家が初監督の作品。場内の高齢観客には笑いが取れてたが個人的にはダメ。ドラマとしてはまあまあだが、全体に古臭い感じしかしなかった。物語も狭くまとまってしまって、広がり感がないし。

http://www.koisaika.jp/

2017-01-30

[]「未来を花束にして」-Suffragette-

サラ・ガブロン監督。1912年ロンドン、洗濯工場で働く24歳のモード(キャリー・マリガン)は同僚の夫と息子の3人で暮らし。同僚の女性参政権運動活動家の代理で公聴会で証言したことから、WSPU(女性社会政治同盟)の指導者エメリン・パンクハースト(メリル・ストリープ)の演説を聞き、イーディス(ヘレナ・ボナム・カーター)たち活動に参加するようになるが…。当時の社会背景は面白いし社会的意義はわかるが、史実とはいえラストがこれでいいのか疑問だなあ。目的の為ならテロを認めるって論法になりそうな話だし。メリル・ストリープの出番はほんのちょっとだけ。ヘレナ・ボナム・カーターが一番いい味出してる。

http://mirai-hanataba.com/

2017-01-22

[]「沈黙 サイレンス」-Silence-

マーティン・スコセッシ監督、遠藤周作原作「沈黙」。17世紀、ロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とガルペ(アダム・ドライバー)は、キリスト教が禁じられた日本で師フェレイラ(リーアム・ニーソン)が棄教したとの知らせを聞き日本へ向かう。2人はマカオで会ったキチジロー(窪塚洋介)を案内人として長崎へ上陸、井上筑後守(イッセー尾形)、通辞(浅野忠信)による弾圧の中で信仰を捨てないモキチ(塚本晋也)たちと出会うが…。28年をかけて映画化にこぎつけたというスコセッシの気合いが感じられる作品。なぜそこまでこの原作を映画化したかったのか、もっと知りたい気がする。遠藤周作の原作ははるか昔に読んだけど記憶曖昧だったので読み返す。大筋ではそのままか。当時よりは、深く多角的に物語が感じられる。どうしても日本人よりの視点になってしまうので、海外での受け方が気になるなあ。

http://chinmoku.jp/

2017-01-21

[]「ザ・コンサルタント」-The Accountant-

ギャビン・オコナー監督。田舎町の会計士クリスチャン・ウルフ(ベン・アフレック)は、犯罪者の帳簿を仕切る裏稼業を専門としていたが、ある時、キング(J.K.シモンズ)CEOのハイテク企業の財務調査の依頼が舞い込む。ウルフは問題を発見したデイナ・カミングス(アナ・ケンドリック)と調査に取り組むが突然に契約は中止、そしてウルフは謎の男に命を狙われるが…。アクションよりも謎で引っ張っていく展開は上手い。様々な背景には御都合主義な雑なトコもあるんだけど、全体ではパズルの作り方はまあまあ。この辺は監督の前作「ジェーン」(id:zom-1:20161027#p1)と同じ印象。クリスチャン・ウルフはキャラとしてはなかなか面白い。これはシリーズ化する気があるんだろうか。アナ・ケンドリックは「ピッチパーフェクト」(id:zom-1:20160409#p2)とはかなり雰囲気違うけど、彼女自身はいつも印象に残る。ブラックバーン(ジョン・リスゴー)は出番少なかった。

http://wwws.warnerbros.co.jp/consultant-movie/

[]「ネオン・デーモン」-The Neon Demon-

ニコラス・ウィンディング・レフン監督。モデルを夢見てLAに出てきたばかりの16歳のジェシー(エル・ファニング)、住まいはモーテル、知り合いもネットで知り合ったディーン(カール・グルスマン)だけ。ジェシーはメイクのルビー(ジェナ・マローン)の誘いでモデル事務所に登録、順調にキャリアを歩み始めるが…。前半はなかなか良くて、モデル業界での「ブラック・スワン」(id:zom-1:20110521#p1) な展開かと思った。映像的にも美しく斬新、緊張感があるシーンも良い。しかし後半はグズグズで最後はまったくまとまらない。とても勿体無い感じがする。モーテルの管理人キアヌ・リーブスは、意味ありげだけど特に何も無かった。「ドライヴ」(id:zom-1:20120414#p1)と比べると随分と残念な感じ。

http://gaga.ne.jp/neondemon/

 
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