電子竹林:Blog

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2014-04-15

[]「俺たちの明日」

中島良監督、岡本貴也脚本。泥棒の不動龍(眞木大輔)、俊郎(大東駿介)、貴史(中尾明慶)は 児玉(武田真治)が経営する質屋Kに忍び込むが、チンピラの柿ノ木(谷内伸也)、アルバイトの新平(橋本一郎)、掃除係の卓也(佐藤大樹)を巻き込んでしまう…。密室劇で篭城モノな展開。出だしからかなーり無理があるけど、ヘンな展開の仕方はそれなりに面白い。でも中盤から終わりは全然駄目。香港ノワールで作ったら面白くなりそうなんだけど。クールに作ろうと思っているんだろうけど、なんか浪花節になってる。そもそも密室劇な割には人数多過ぎると思うなあ。オリジナル脚本だってのは評価出来るだけに残念。中村靖日平田満などのベテランもパっとしなかった。

http://oreasu.jp/

2014-04-12

[]「LIFE!」- The Secret Life of Walter Mitty -

ベン・スティラー監督。雑誌「LIFE」のネガ管理部で働くウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は空想癖があり、同僚シェリル(クリステン・ウィグ)が気になるが声をかけられずにいる。ある時、LIFEが買収されリストラの危機に会うが、最終号を飾るはずの有名カメラマンのショーン・オコンネル(ショーン・ペン)の25番ネガが見つからず、ウォルターはショーンを追ってグリーンランドへ向かう事になる…。ジェームズ・サーバー原作でダニー・ケイ主演の「虹をつかむ男」1974年のリメイク。よく覚えてないけど、中身はかなり違うと思う。空想癖だってトコは完全に同じ。この映画ではグリーンランドアイスランド、ヒマラヤの映像が美しい。全体には「LIFE」の写真クオリティを意識した美しい映像なのが良い。そして、人々への暖かいまなざしが心地よい。母親役がシャーリー・マクレーンなのがちょっと驚き。

http://www.foxmovies.jp/life/

[]「L♡DK」

川村泰祐監督、松田裕子脚本、渡辺あゆ原作。一人暮らしの高校生の西森葵(剛力彩芽)は、ある事件からツンデレでモテ男の久我山柊聖(山崎賢人)と同居する事になるが…。ツンデレ、偶然からの同居生活とか、もう古くさい少女マンガ設定を延々と見せられてうんざり。苦痛の時間だった。もうどこを見ても良い所が見つからない。

http://love-ldk.jp/

2014-04-06

[]「ダラス・バイヤーズクラブ」- Dallas Buyers Club -

ジャン=マルク・ヴァレ監督。1985年ダラス、電気技師でロデオ・カウボーイのロン・ウッドルーフは事故に会い、血液検査により医師のイブ(ジェニファー・ガーナー)たちからHIV陽性、余命30日と宣告される。認可治療薬が米国では少ない事を知ったロンは、代替薬を求め行ったメキシコ性同一性障害レイヨン(ジャレッド・レトー)と知り合うが…。出だしからは想像を越えた展開、ダメダメな人間の話だと思っていたが、いつの間にか社会派に移り、そして善悪が入れ替わり、FDAが悪者になっていく。この展開の妙味、見事。本当に凄いヤツがいるもんだが、それを映画にするという度量も凄いと思った。多数の賞も納得の面白さ。日本だって薬害厚生省、認可薬の問題は沢山あるのに、こういう映画は出てこないなあ。

http://www.finefilms.co.jp/dallas/

2014-04-05

[]「サンブンノイチ」

品川ヒロシ監督脚本、木下半太原作。シュウ(藤原竜也)は破魔翔(窪塚洋介)がオーナーのキャバクラ"ハニーバニー"の店長。キャバ嬢まりあ(中島美嘉)のせいで川崎の魔女・伝説の金貸し渋柿(池畑慎之介)に金を借りた事からキャバクラ店員のコジ(田中聖)、常連客の健さん(小杉竜一)と共に銀行強盗をする事になるが…。原作未読。ちょいとチープ。でも、裏がある展開がいいと中盤までは思ってたが、裏、裏、裏,裏としつこ過ぎて最後はちょっと食傷気味。もっとスパっとしたどんでん返しを用意してくれればいいのに。最後はちょっと収拾ついてない気がする。勿体ない。しかし、いまどき銀行強盗ってリアル感がないな。

http://www.sanbunnoichi.jp

[]「サクラサク」

田中光敏監督、小松江里子脚本、さだまさし原作。仕事に没頭してきた大崎俊介(緒形直人)は、妻・昭子(南果歩)との関係も冷えきり、フリーターの息子・大介(矢野聖人)、娘・咲子(美山加恋)との関係もギクシャクしていた。俊介が取締役に抜擢されるという話が出た頃、父の俊太郎(藤竜也)の認知症が進行し、俊介は父の故郷へ旅する事を思いつくが…。痴呆症モノも多すぎる気はするが、それをベースに家族再生の物語にした所はいいか。まあまあの感動モノ。東京から長野経由で敦賀に至るロードムービーとしてもそれなりに面白い。しかし、「時間ですよ」の'風間さん'が痴呆老人を演じるとは、時がたったなあと痛感してしまった(^^;

http://sakurasaku-movie.jp

2014-04-04

[]「リベンジ・マッチ」- Grudge Match -

ピーター・シーガル監督。1980年代、ピッツバーグ。ボクシングチャンピオンのヘンリー・"レイザー"(シルヴェスター・スタローン)と挑戦者ビリー・"ザ・キッド"の対決は、決勝前夜にヘンリーの突然の引退宣言で中止。その後ヘンリーは造船工場に戻り、ビリーは自動車販売とレストランの経営で成功する。30年後、かつてのプロモーターの息子ダンテ(ケビン・ハート)が二人に持ちかけたPCゲーム作成で騒動を起こすが、それが人気となりダンテは実際の試合を計画する。そんな時、ヘンリーの元にかつての恋人サリー(キム・ベイシンガー)が現れるが…。監督からしてコメディ路線を狙っているんだろうが、コメディとしてはちょっとは笑えるがまあ失敗。中盤のドラマはかなりダルくてホントまるで駄目だと思う。しかし、ラストはそれなりに上手くまとめているし、結構マジなボクシングのシーンはそれなりに面白い(67歳、70歳というは驚き)。「ロッキー」と「レイジング・ブル」を知っていれば、多少は楽しめると思うのだが…米国での評判はすっごく悪いなあ、これは。

http://wwws.warnerbros.co.jp/grudgematch/

2014-03-30

[]「チームバチスタFINAL ケルベロスの肖像」

星野和成監督、後藤法子脚本、海堂尊原作。東城医大の田口(伊藤淳史)と厚労省の白鳥(仲村トオル)が参加するAi(死亡時画像診断)センターが発足、東堂文昭(生瀬勝久)は9テスラの最新MRIリヴァイアサンと共にマサチューセッツ医科大学からやってくる。田口は救命センター滝沢(松坂桃李)の知り合いのジャーナリスト別宮葉子(桐谷美玲)の取材を受けるが、そんな時、田口の元に脅迫状が届く…。「チーム・バチスタの栄光」(id:zom-1:20080216#p2)、「ジェネラル・ルージュの凱旋」(id:zom-1:20090307#p1)などの中村義洋作品ではなく関西TVシリーズの最終作。TVドラマは未見。中村義洋版と違って白鳥が阿部寛→中村トオル、速水が堺雅人西島秀俊はいいけど、やっと慣れた感じの女版田口の竹内結子伊藤淳史とまた男に戻ってしまってなんか混乱する。ちょっと作りはTVっぽくてちょっとチープだけど、全体にはミステリとしては悪くない。原作者の思いであろうAiの重要性も随分と出てくる。

http://www.batista-movie.jp

2014-03-29

[]「白ゆき姫殺人事件」

中村義洋監督、林民夫脚本、湊かなえ原作。白ゆき肌石鹸で有名な日の出化粧品の社員・三木典子(菜々緒)の惨殺死体が発見される。映像ディレクター赤星(綾野剛)の元に、日の出化粧品の狩野里沙子(蓮佛美沙子)から情報が寄せられ赤星は容疑者の城野美姫(井上真央)を追いながらtwitterに情報を書き込んでいくが…。原作未読。期待を裏切らない面白さ。複数視点での事件の描き方、複雑で多くの登場人物を上手く整理しながらテンポよく展開させるのはさすが。赤星の物語として始まり展開しながらも、最後には城野美姫の物語として終わっていく巧みさには脱帽。そして救いを残す終わり方は中村義洋の仕事って印象。井上真央の地味さぶりも上手いが、谷村夕子(貫地谷しほり)が存在感を出していた。twitterの使い方もいい。集中してツイートを読んでいくと色々と情報が隠されている。

http://www.shirayuki-movie.jp

[]「神様のカルテ2」

深川栄洋監督、夏川草介原作。信州松本、24時間365日対応で慢性的な医者不足の本庄病院の内科医・栗原一止(櫻井翔)、その妻の山岳写真家ハル(宮崎あおい)は出産間近。ある時、大狸こと貫田先生(柄本明)が紹介した新人は一止の大学の同期、エリート医師の進藤(藤原竜也)だった…。前作(id:zom-1:20110830)は設定自体は良かったが人物に違和感を感じた。今回はこなれた感じで、夫婦の話、医療の社会的問題などを上手く描き出している。ヒューマンドラマとしても社会派としても評価出来る。宮崎あおいの演技が悪いとは思わないけど、ハルが脇役に回った事により落ち着いた感じがする。まあ、役者の中では柄本明市毛良枝が得をしていると思うが。

http://www.kamisamanokarute-movie.jp/

2014-03-28

[]「ワンチャンス」- One Chance -

デヴィッド・フランケル監督、ジャスティン・ザッカム脚本。ウェールズ、子どもの頃からいじめられっ子のポール・ポッツ(ジェームズ・コーデン)はオペラ歌手になる事が夢だが今はケータイ販売員。やがてインターネットで知り合った恋人ジュルズ(アレクサンドラ・ローチ)の後押しでイタリアにオペラ留学する事になるが…。2007年第一回ブリテンズ・ゴット・タレントの優勝者、ポール・ポッツの半生の映画で、歌声は本人の吹き替え。ベタな成功物語ではあるけど、それなりに上手い展開。また、製鉄の街ウェールズでの閉塞感を効果的に使っている。楽曲はもちろん良い。審査員のアマンダ、サイモンたちの当時の実際の映像を使っている所が効果的で、これは演技では出来ない表現。感心した。

http://onechance.gaga.ne.jp

2014-03-26

[]「あなたを抱きしめる日まで」- Philomena -

スティーヴン・フリアーズ監督、マーティン・シックススミス原作「The Lost Child of Philomena Lee」。政治ジャーナリストのマーティン(スティーヴ・クーガン)はある事件から職を失っていた。フィロミナ(ジュディ・デンチ)は50年前にアイルランドの修道院で10代の未婚の母として息子を生み、やがて息子は引き離され養子に出されて消息は分かっていなかった。フィロミナの娘の相談によりマーティンは、これを社会コラムにしようとするが…。実話ベース、地味だけど凄くいい話、いい映画。社会性もある。意外な繋がりを辿りながら、真実が見えてくる。展開は地味ではあるが、その妙なリアリズム感がいい。ヘンな二人のロードムービーとしても楽しめる。ジュディ・デンチの婆さんぶりが凄く光っている。この演技の繊細さと深さには驚かされる。多くの受賞も納得。

http://www.mother-son.jp/

[]「LEGOムービー」- The Lego Movie -

フィル・ロード+クリストファー・ミラー監督脚本。レゴ・ブロックの世界、レゴ・シティで暮らすエメット(声:クリス・プラット)はマニュアル通りに暮らす平凡な建設作業員。ある時、巨大な穴に落ちこみ偶然に"奇跡のパーツ"を見つけるが、それはマスター・ビルダーの一人ワイルドガール(声:エリザベス・バンクス)がおしごと大王(声:ウィル・フェレル)世界征服阻止のために探し求めていたモノだった…。監督は「くもりときどきミートボール」の人で世界観も似ている。ストップモーション風だけどCG、これがストップモーションだったらホント凄いんだけど、絵的にはまあ成功している。物語的には意外にまとも。LEGOと創造性というものがテーマになっているんだけど、昨今のLEGOを見ると何か矛盾を感じるのだけどなあ。DCコミックのスーパーマンバットマンスターウォーズハリーポッターその他もろもろなキャラが出てくる。

http://wwws.warnerbros.co.jp/lego/

2014-03-23

[]「ウォルト・ディズニーの約束」- Saving Mr.Banks -

ジョン・リー・ハンコック監督。1961年、パメラ.L.トラヴァース(エマ・トンプソン)は、ウォルト・ディズニー(トム・ハンクス)が娘たちと約束した「メリー・ポピンズ」映画化のためにLAに向う。しかしパメラの気難しい性格にウォルト一同は困惑するが…。ディズニーらしい明るい話でもなく思った以上に暗い話。「メリー・ポピンズ」知らないとピンと来ない所多いかもしれない。個人的にはまあまあ楽しめた。ナンバーの誕生秘話が面白いし、俳優二人はさすがに上手い。しかし「Saving Mr. Banks」がなんでこの邦題になるんだろう。そのBanksを軸に見直すと物語全体が違って見える所がポイントだと思うのだが。一番面白かったのは最後のパメラ本人の録音の音声かな(^^;)。

http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/walt

 
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