電子竹林:Blog

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2016-11-12

[]「ミュージアム

大友啓史監督、巴亮介原作。雨の日だけに起きる猟奇連続殺人事件が発生、現場には"ドッグフードの刑","母の痛みを知りましょうの刑"などの謎のメッセージを残されていた。やがて容疑者のカエル男、被害者の共通点が浮かび上がり、担当刑事の沢村(小栗旬)の妻子も狙われていることに気づくが…。「ヤングマガジン」連載の原作は未読、猟奇殺人ものとしてはまあまあ面白い。その手のもの、例えば「ソウ」(id:zom-1:20041217#p1)とか嫌いな人はダメだろうな。近くにいたオジさんは耐えられないのか最後30分ぐらい残して出て行ってしまった。警察側が絶対の善ではないのだから、犯人側の背景をもうちょっと描きこんで欲しかった気はする。

http://www.museum-movie.jp

2016-11-11

[]「続・深夜食堂

松岡錠司監督。新宿、深夜0時に開く深夜食堂、切り盛りするのはマスター(小林薫)一人、ストレス発散のために喪服を着る範子(河井青葉)は葬式で中年男(佐藤浩市)に出会う「焼肉定食」。蕎麦屋の息子・清太(池松壮亮)は子離れしない母(キムラ緑子)のために年上の恋人さおり(小島聖)を紹介せずにいた「焼うどん」。九州から息子のために上京した夕紀子(渡辺美佐子)は詐欺に会う「豚汁定食」…。前作(id:zom-1:20150207#p1)と同じでドラマ版と同じトーンで楽しめる。前回の多部未華子みたいな光ったキャラが今回のメインにいないのはちょっと残念だけど、全体にはドラマ版のファンなら楽しめると思う。

http://www.meshiya-movie.com/

2016-11-06

[]「湯を沸かすほどの熱い愛」

中野量太監督脚本。双葉(宮沢りえ)と安澄(杉咲花)は今は二人暮らし、主人の一浩(オダギリジョー)が家を出てから銭湯・幸の湯も閉店中。パート先で倒れた双葉は末期癌を宣告され、生きているうちに家族のために時間を使おうとするが…。中野量太の実質的デビューだと思うけど、このオリジナル脚本なかなか凄い。末期癌だとお涙モノに走りがちだが、それを超えて生きるという事を強く伝えている。家族版「生きる」みたいな映画か。エンディングは想像を超えた強烈な印象を残す。これをやりたかったのかあとショックを受けた。「ボクの妻と結婚してください」も余命を家族にどう使うかという話だけど、この物語のメッセージ性は納得できるし、遥かに強い。

http://atsui-ai.com/

[]「ボクの妻と結婚してください」

三宅喜重監督、金子ありさ脚本、樋口卓治原作。三村修治(織田裕二)はバラエティ番組の放送作家、妻(吉田羊)と息子の三人暮らし。ある時、余命半年のすい臓がんを宣告された修治は、考えた末に妻の結婚相手を探そうと結婚相談所の社長・知多かおり(高島礼子)を頼り、インテリア会社社長の伊東(原田泰造)にアプローチするが…。基本となるアイデアは斬新でなかなか良い。泣きな演出もジメジメさせないところで盛り上げてまあまあ楽しめるし、放送作家という職業と性格をうまく使っているのがいい。まあ原作者が放送作家だから当然だけど。ただ、最後にはスッキリとした感じがない。結局、これでよかったのかという感じは残る。バラエティ番組的なオチに落ち着いてしまっている感じというか。

http://bokutsuma-movie.com/

2016-11-05

[]「コウノトリ大作戦!」-Storks-

ニコラス・ストーラー+ダグ・スウィートランド監督。コウノトリ宅配便社はある事件のために赤ちゃんの配送からは撤退、いまは宅配事業で大成功を納めていた。忍者ごっこができる弟を欲しがっていたネイトは屋根裏で見つけた"赤ちゃん申込書"をこっそり出してしまい、No.1配達員ジュニアとただ一人の人間のチューリップは赤ちゃんを届けることになるが…。ワーナーのCGアニメ。キャラ設定もストーリも卒なくこなしていてそれなりに面白い。特徴がないと言えば無いのだけど、赤ちゃんの可愛さはなかなか。でも観客はガラガラだったのが残念。それなりには面白いと思うのだけどなあ。ダグ・スウィートランドは元ピクサーの人で、いい方向にピクサーっぽさはかなりある。

http://www.kounotori-daisakusen.jp

[]「いきなり先生になったボクが彼女に恋をした」

朝原雄三監督。韓国の社長子息だが日本で暮らすヨンウン(イェソン)は、恋人の浮気、務める健康食品会社も沖縄出張中に問題発生。仕事も恋人も家も失ったヨンウンは沖縄の語学学校で働くことになり、教室で旅行会社で働くシングルマザーさくら(佐々木希)と出会うが…。漫画原作だと思っていたがオリジナルストーリみたい。韓流スターSUPER JUNIORのイェソンと佐々木希が主演、監督が釣りバカの朝原雄三でよく分からない企画。監督らしくやや古臭い演出と展開で、いかにも松竹映画の印象。まあ卒ない感じだけど、それほどの新鮮さもない。

http://www.ikinarisensei.jp

2016-11-04

[]「ぼくのおじさん」

山下敦弘監督、北杜夫原作。小学生の春山雪男(大西利空)は作文コンクールの宿題で、居候のおじさん(松田龍平)をネタにする。おじさんは親戚が持ってきたお見合いで、ハワイ日系4世のエリー(真木よう子)と出会い一目惚れするが…。原作は読んでいるし少年ドラマシリーズも見ているけど、はるかはるか昔なので記憶の彼方。こんな話だっけという感じはある。居候、親戚のおばさんによるお見合いなどなど昭和的な時代的なズレ感もあるが話としてシンプルで今でも面白い。ただ、山下敦弘にはもっと「天然コケッコー」(id:zom-1:20070814#p1)みたいなオフビート感を期待しているのだけど、その辺はちょっと弱いかな。戦時中の日系人の苦労などを差し込んでいるのもいい。

http://www.bokuno-ojisan.jp

2016-11-02

[]「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」-Bridget Jones's Baby-

シャロン・マグアイア監督。ブリジット(レニー・ゼルウィガー)も今はTV局プロデューサー。ダニエル(ヒュー・グラント)は事故で他界、フェスでIT企業の社長ジャック(パトリック・デンプシー)と出会い惹かれるが、かつての恋人マーク(コリン・ファース)とも再会してしまう…。「ブリジット・ジョーンズの日記」(id:zom-1:20011001#p12)から16年、「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうな私の12ヶ月」(id:zom-1:20050319#p1)から11年、30代の心情を上手く出していた1,2作目を上手く引き継ぎ40代の心情を出している。レニー・ゼルウィガーは疲れ気味な感じもするが、まあ年齢的にしょうがないか。笑いの取り方もなかなか上手いし、軸となる妊娠騒動]もうまく最後まで使っている。ブリジットはちょっとモテすぎな気もする。観客95%は女性だったな^^;

http://bridget-jones.jp

2016-10-30

[]「インフェルノ」-Inferno-

ロン・ハワード監督、ダン・ブラウン原作。ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は記憶が曖昧なままフィレンツェの病院で目覚めるが、何者かに命を狙われ、医師のシエナ(フェリシティ・ジョーンズ)と共に逃走。ラングドンのポケットにあったプロジェクターから映されるインフェルノの絵から、人口増加を危惧する富豪のバートランド・ゾブリスト(ベン・フォスター)がウイルス拡散を計画する事を知る。一方、危機管理会社コンソーシアムのCEOハリー・シムズ、WHOも彼らのあとを追うが…。原作も読んでるけど、まあ「ダ・ヴィンチ・コード」的な同じ展開。だが謎解きもイマイチ面白くないし、キャラ的な魅力も乏しい。フィレンツェヴェネツィアイスタンブールという街の使い方もワンパターンな感じがする。スピード感だけで騙されている感じもするけど、まあまあ楽しめると思う。しかしバイオテロならふつー、空港とかだろって思うよねえ。

http://www.inferno-movie.jp/

2016-10-29

[]「デスノート Light up the NEW world」

佐藤信介監督、大場つぐみ+小畑健原作。夜神月とLによるデスノートの事件から10年、死神がまいたデスノートにより再び世界が混乱する。三島(東出昌大)たちデスノート対策本部に、Lの後継者・竜崎(池松壮亮)が合流、一方キラに心酔する紫苑優輝(菅田将暉)も世界に散らばるデスノートを集めようとするが…。映画版(id:zom-1:20061218#p1)の正当な続編。映画的には退屈もしないで、まあまあだけど、推理モノ/心理モノ的な謎解きで考えるとデスノートのルールが複雑曖昧すぎて面白みが薄い。死神アーマのキャラはいいにしても、その死神の行動を納得させるだけのトコは無かったな。全体に若手俳優がんばってます的な所はあるけど、松山ケンイチのLほどの面白みはないのが残念。

http://wwws.warnerbros.co.jp/deathnote2016/

2016-10-27

[]「ジェーン」-Jane Got a Gun-

ギャヴィン・オコナー監督。ニューメキシコ、ジェーン(ナタリー・ポートマン)、娘、夫のハム(ノア・エメリッヒ)は街から離れ平穏に暮らしていたが、ハムがジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)率いるビショップ一家に襲われ、瀕死の状態で戻ってくる。ビショップの襲撃を恐れ、ジェーンは元恋人で南北戦争の英雄でもあるダン(ジョエル・エドガートン)に助けを求めるが…。ポートマンが共同製作で主演。監督や配役の制作過程でのゴタゴタ感がちょっと、全体の質を落としている感じもする。西部劇的な復讐と防衛戦なんだけど、過去の因縁や謎を解き明かしながらの展開はなかなか新鮮。西部劇で女性を主役にしているところが新鮮な感じ。最後はなかなか上手いなあと思わせる終わり方。

http://jane-movie.jp

2016-10-23

[]「バースデーカード」

吉田康弘監督脚本。紀子が10歳のとき、母の芳恵(宮崎あおい)は子供たちが20歳になるまで毎年の誕生日に手紙を送る約束をして亡くなる。やがて20歳の誕生日、紀子(橋本愛)は母に人生を左右されたくないと最後の手紙を開く事を拒否するが…。いかにも難病感動モノという設定かと思っていたけど、娘の成長の人生ドラマとしてはなかなか楽しめる。母とその幼馴染の沙織(木村多江)との過去、同級生の純(中村蒼)との関係、弟の正男(須賀健太)、さらにアタック25と様々なエピソードを詰め込みながら、それぞれが気が利いているし、楽しめる。オリジナル脚本として評価できる。

http://www.birthdaycard-movie.jp/

 
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