電子竹林:Blog

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2018-07-16

[] 2018年上期 外国映画ベスト5

2018年上期に劇場で観たのは全部で104本、うち外国映画61本。外れがなく面白いのが多い

1)「犬ヶ島」(id:zom-1:20180601#p1) アンダーソンのまた一つの不思議な世界

2)「リメンバー・ミー」(id:zom-1:20180316#p1) 最後の畳み掛けのスピード感の素晴らしさ

3)「レディ・プレイヤー1」(id:zom-1:20180421#p1) ポップカルチャーの連続パンチが楽しい

4)「ダウンサイズ」(id:zom-1:201803031#p1) 「1/8計画」のパクリだと思って見逃してはいけない

5)「殺人者の記憶法」(id:zom-1:20180128#p1) すごい設定の話に引き込まれる

次点)「レディ・バード」(id:zom-1:20180602#p1)17歳の繊細で大胆な心の動き

次点)「スリー・ビルボード」(id:zom-1:20180201#p1)最後には愛せるクズな人間たち

次点)「目撃者 闇の中の瞳」(id:zom-1:20180120#p1)善悪の視点が面白い

[] 2018年上期 外国映画ワースト3

(1)「女と男の観覧車」(id:zom-1:20180623#p2) まったく冴えないウディ・アレン

(2)「メイズ・ランナー 最期の迷宮」(id:zom-1:20180615#p1) やっと完結してくれて感謝

(3) なし

[] 2018年上期 日本映画ベスト5

2018年上期に劇場で観たのは全部で104本、うち日本映画43本。イマイチ感強い半年

1)「万引き家族」(id:zom1:20180603#p1) 骨太社会派、役者がみんないい

2)「さよならの朝に約束の花をかざろう」(id:zom1:2018225#p1) 鮮やかな技術で彩るファンタジー

3)「空飛ぶタイヤ」(id:zom1:20180617#p1) うまく整理され社会派として成立

4)「坂道のアポロン」(id:zom1:20180311#p1) 音楽のシーンがすべてイイ

5)「四月の永い夢」(id:zom1:20180516#p1) フツーの感じの感情が心に沁みる

[] 2018年上期 日本映画ワースト3

1)「曇天に笑う」(id:zom1:20180325#p1)ひたすら平凡な展開

2)「blank13」(id:zom1:20180225#p2) 齊藤工は俳優に専念して欲しい

3)「GODZILLA 決戦機動増殖都市」(id:zom1:20180520#p2) 色々詰め込みすぎな中二病

2018-07-15

[]「ガザの美容室」-Degrade-

タルザン・ナサール監督。パレスチナ自治区ガザ、ロシア生まれのクリスティン(ビクトリア・バリツカ)の小さな美容院は今日も女性客で一杯。結婚式の準備をするサルマ(ダイナ・シバー)、口うるさいエフィティカール(ヒアム・アッバス)たち。アシスタントのウィダド(マイサ・アブドゥ・エルハディ)は恋人との別れ話中。そして、通りの向こうでは銃撃戦が始まるが…。パレスチナの現状を、美容室の中からだけで女性視点で描くという手法が面白い。それぞれのキャラからは普段は見えてこない現状が垣間見られる。銃撃戦の中、意外にみんな冷静なのがリアルな印象。ヒジャブの使い方も上手い。まあ、興味がない人には面白くないだろうけど、なかなかの映画。

http://www.uplink.co.jp/gaza/

2018-07-14

[]「私はあなたのニグロではない」- I am not your Negro -

ラウル・ペック監督、ジェームズ・ボールドウィン原作。1979年、作家ジェームズ・ボールドウィンは友人で公民権運動指導者メドガー・エヴァーズ、マルコムXマーティン・ルーサー・キングをテーマにした新「Remember this House」の構想を練っていたが…。サミュエル.L.ジャクソンによる、基本はドキュメンタリか。黒人差別の話だけど、米国社会の本質的問題、白人という存在を成立するために黒人という対象を作り上げているという視点が知的、凄いな。ボールドウィンの思考の深さに驚かされる。公民権運動など興味がない人にはつまらないだろうけど。日本で話題にもなってないけど、Rotten Tomatoesでは98%の高評価

)http://www.magichour.co.jp/iamnotyournegro/

[]「虹色デイズ

飯塚健監督、水野美波原作。なっちゃん(佐野玲於)、チャラなまっつん(中川大志)、コスプレ好きの秀才つよぽん(高杉真宙)、ドSの恵ちゃん(横浜流星)は高校生の親友同士。奥手なっちゃんが杏奈(吉川愛)に恋し接近しようとするが杏奈の親友・まり(恒松祐里)は強烈に妨害する…。予告編からはうんざり感あったけど、意外にまとも。中盤まではそれなり。特にまりの屈折感はいいのだけど、後半はやや平凡で退屈だった。まあファン向けの映画かもしれないな、やはり。

http://nijiiro-days.jp/

2018-07-13

[]「ジュラシック・ワールド 炎の王国」-Jurassic World: Fallen Kingdom-

J・A・バヨナ監督。ジュラシック・ワールドの事件から4年、島の火山に噴火の兆候があり、今は恐竜保護活動家となったクレア(ブライス・ダラス・ハワード)はロックウッド財団のイーライ(レイフ・スポール)から恐竜救出の依頼を受ける。クレアは恐竜行動学者オーウェン(クリス・プラット)たちと共に島へ向かうが…。前作(id:zom-1:20150810#p1)よりは面白く感じる。活劇としての展開の作り方や緩急の付け方はひたすら上手い、教科書的に上手いのにまったく関心する。後半でのメイジー(イザベラ・サーモン)の使い方なんかも面白い。最後はそっちかー、あっちの方がいいだろー、と思いつつ続編のことなども考えると、まあ満足か。

http://www.jurassicworld.jp/

2018-07-08

[]「死の谷間」-Z for Zachariah-

クレイグ・ゾベル監督、ロバート.C.オブライエン原作「死の影の谷間」。死の灰に覆われた世界、アン(マーゴット・ロビー)は汚染を逃れた谷間で愛犬と暮らしていたが、防護服で逃げてきたジョン(キウェテル・イジョフォー)を助ける。二人は共同生活を始めるが、やがてケイレブ(クリス・パイン)が二人の前に現れる…。原作のSFは未読。ポスト・アポカリプスというより、そこは設定だけで基本は人間ドラマ。制約された世界の中での人間の心理を描くのがメイン。クリスチャンの精神とか、細かいところが面白い。まあ、全体には地味ではあるけど。

http://hark3.com/shinotanima/

2018-07-07

[]「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」-Battle of the Sexes-

ジョナサン・デイトン&バレリー・ファリス監督。'73年、女子テニスの世界チャンピオンであるビリー・ジーン・キング(エマ・ストーン)は男女格差に反対し「女子テニス協会」を立ち上げる。友人グラディス(サラ・シルバーマン)のマネジメントで試合をこなし、ビリー・ジーンはヘアスタイリストのマリリン(アンドレア・ライズボロー)と出会う。一方、元男子世界チャンピオンでギャンブル依存症のボビー・リッグス(スティーブ・カレル)は人生を取り戻すためにビリー・ジーンに試合を申し込むが…。「リトル・ミス・サンシャイン」(id:zom-1:20061231)の監督で期待大、そして期待通り。女性の権利やLGBTを描く、その社会性も演出もなかなかいいのだが、実はギャンブル依存症の敵側リッグスの描写や心理も、結構面白く深いのが気に入った。しかし、sexesが邦題で"セクシーズ"ってのはちょっとヘンだと思うが。

http://www.foxmovies-jp.com/battleofthesexes/

2018-07-05

[]「キスできる餃子

秦建日子監督。イケメンに弱い藤田陽子(足立梨花)は離婚し、娘・美咲(古川凛)と二人で故郷・宇都宮へ戻る。しかし父・信介(浅野和之)の餃子屋はすでに廃業。陽子が店の再開を目指している時、イケメンの新聞配達と出会うが、実はそれは人気プロゴルファー岩原亮(田村侑久)だった…。なんか話もまったく納得感がないし、脚本もヘンな感じ。演出もイマイチ。まあ、話は二の次で全体には宇都宮の宣伝映画で餃子、バスケ、大谷石採掘場跡などなどを出したかっただけな印象。しかし、もうちょっと完成度あげないと金かけて撮っても埋もれてしまうだけだと思うがなあ。

http://kiss-gyo.jp/

2018-07-01

[]「猫は抱くもの

犬童一心監督、大山淳子原作。スーパーのレジで働く大石沙織(沢尻エリカ)は元アイドル・グループ。ロシアンブルーの猫・良男(吉沢亮)をスーパーで隠して飼っている。ある時、万引き事件で画家の後藤保(峯田和伸)と知り合うが…。原作未読。ネコ映画を期待するとちょっと外れかも。本物のネコはあまり出てこないし、人間演じる「CATS」みたいに猫の世界はシリアス。人間の世界も厳しい。演劇的な空間のつくり方は結構成功していていて面白い。沢尻エリカの元アイドル感はかなりイイ感じ、峯田和伸はまあいつもの存在感、水曜日のカンパネラ」のコムアイも悪くないし歌の使い方も面白い。演出自体は面白いけど、全体にストーリは、微妙にヘンなところもある。

http://nekodaku.jp/

[]「パンク侍、斬られて候

石井岳龍監督、宮藤官九郎脚本、町田康原作。浪人・掛十之進(綾野剛)は、黒和藩の家老・内藤帯刀(豊川悦司)と結託、新興宗教・腹ふり党を利用し同じ家老・大浦主膳(國村隼)の失脚に成功する。やがて、掛十之進は幕暮孫兵衛(染谷将太)、真鍋五千郎(村上淳)たちを連れ、元腹ふり党の大臼延珍(永瀬正敏)を訪ね、ろん(北川景子)と出会うが…。監督・石井岳龍ってダレ、と思ったが石井聰亙が改名したのか。原作未読で内容は知らないが、多分、原作をまるで消化できてないように感じる。全体にハチャメチャ。安っぽくなってる。「真夜中の弥次さん喜多さん」(id:zom-1:20050422#p2)の時みたいな印象。多分、この原作の映像化がムチャだった気がする。茶山半郎、大臼延珍(永瀬正敏)などに時々感じる、シュール感とかはいいんだけど。

http://www.punksamurai.jp/

2018-06-29

[]「ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー」-Solo: A Star Wars Story-

ロン・ハワード監督。犯罪集団ホワイト・ワームズが支配する惑星コレリアから、ハン(オールデン・エアエンライク)とキーラ(エミリア・クラーク)は脱出を試みる。ハンは帝国軍に入隊、戦場で会った泥棒ベケット(ウッディ・ハレルソン)、クリムゾン・ドーンのドライデン・ヴォス(ポール・ベタニー)配下の仲間に加わろうとするが…。スター・ウォーズのファンには当然オススメ。色々な細かい繋がりが楽しい。チューバッカ(ヨーナス・スオタモ)、ランド・カルリジアン(ドナルド・グローバー)との関係は特にいい。ランドのキャラの描き方が深くていいし、L3-37もいい感じ。ロン・ハワードだけあって人物や物語の作り方は上手い。そして、これは続編観たいな。

http://starwars.disney.co.jp/movie/hansolo.html

2018-06-27

[]「オンリー・ザ・ブレイブ」-Only the Brave-

ジョセフ・コジンスキー監督。アリゾナ州プレスコット市、エリック・マーシュ(ジョシュ・ブローリン)はチームを森林火災消防隊の精鋭チーム・ホットショットに昇格させようとしていた。そんな頃、ヤク中のブレンダン(マイルズ・テラー)は娘が生まれた事をきっかけで消防隊に参加しようとするが…。実話を元にしているからしょうがないだろうけど、ラストがあれじゃあどーなのって印象が強い。森林火災消防のディティールとかはかなり面白いのにもったいない。アマンダ(ジェニファー・コネリー)と馬とかもあまり意味がある使われ方してなかったし。

http://gaga.ne.jp/otb/

[]「さよなら、僕のマンハッタン」-The Only Living Boy in New York-

マーク・ウェブ監督、アラン・ローブ脚本。親元から離れて暮らすトーマス・ウェブ(カラム・ターナー)は隣室に越してきたW.F(ジェフ・ブリッジス)から、ミミ(カーシー・クレモンズ)との恋愛のアドバイスを受ける。そして、父イーサン(ピアース・ブロスナン)とジョハンナ(ケイト・ベッキンセール)の不倫を知るが…。眠っていた脚本に惚れ込み映画化を実現って話が納得できるほど、話自体はよくできている。サイモン&ガーファンクル「ニューヨークの少年」をモチーフにしているらしい。しかし、演出自体はそれほど納得性があるものにはなっていない。なんかテンポも悪いし、エピソードも単調の積み重ねになっている。俳優も演技自体も深みがあってよかったのに勿体無い。

http://www.longride.jp/olb-movie/

 
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