私の婆さんはある朝 心臓麻痺で死んでた。 父親は肺炎で入院したまま意識不明が4日ほど続いたろうか、そのまま目覚める事はなかった。 爺さんも同様に病院に入院したまま、眠ったまま死んだ。 母親だけは腰の手術の後で治癒しないのを痛がりながら黄疸が出て死んだ。 やはり病気の治療をすると苦しみながら死を迎えることが多いのではないかと感じる。 病気の治療の最中に死んだ母を見ててそう思った。 むしろ、婆さんのほうはピンピンコロリの状況かもしれない。 或いは父も苦しむ期間は少なかった。 妙な内臓の治療などすると、その期間は苦しみながら暮らさないといけない。 ならばできるだけそういう苦しい環境を存えずに逝きたい…