アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』に登場するキャラクター。担当声優は内田雄馬。
治安維持組織「ギャラルホルン」火星支部に所属する若い士官。階級は三尉。配属されて日が浅い新米のモビルスーツパイロットで、グレイズに搭乗する。母が火星出身という出自から、地球出身の同僚たちから不当な差別を受けている。
火星の民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ」(CGS)襲撃作戦で初陣を果たすも、そこで三日月・オーガスの駆るガンダム・バルバトスと交戦し負傷。さらに上官であるクランク・ゼントらが相次いで戦死したことで、三日月ら鉄華団への復讐を決意。ガエリオ・ボードウィンの部下となって鉄華団を追撃する。その後は、ガエリオから譲り受けたシュヴァルベ・グレイズに搭乗する。
地球軌道上での鉄華団との戦闘で、ガエリオを庇って瀕死の重傷を負う。マクギリス・ファリドの説得を受けたガエリオの決断によって、禁忌とされていた阿頼耶識システムの施術を受け、大型MS・グレイズ・アインの生体パーツとしてMSと一体化する形で生きながらえた。鉄華団への復讐心はさらに苛烈なものとなり、ガエリオを戸惑わせた。
エドモントン攻防戦で、ガエリオのガンダム・キマリストルーパーと共に出撃。ノルバ・シノが搭乗するグレイズ改弐(流星号)、ラフタ・フランクランドとアジー・グルミンが搭乗する2機の漏影を一蹴する。その後エドモントン市街で三日月のガンダム・バルバトスと激闘を繰り広げたが、阿頼耶識システムを限界まで開放した三日月によってコックピットを太刀で貫かれ、大破した。