(米軍の空襲は国際法違反行為)東京大空襲をさかいに、米軍は日本本土の空襲で非戦闘員である一般人をねらい、またその住居を焼き払うと言う無差別爆撃に本格的に切り替え、日本中を焼け野原にします。この非戦闘員への攻撃は当時日本も米国も批准していたハーグ陸戦条約違反行為であり、国際法違反でした。しかし米軍はそんなことはお構いなしに動く物は何でも銃撃し、日本人が住む場所は全て焼き尽くすように激しい空襲を連日行っていました。今回は、空襲という米軍が行った日本人殺戮行為の生き残りの方の話です。 その方は、当時、福岡県筑後市に住む八女高等女学校の生徒でした。終戦の年には授業はなく、近くの工場で勤労奉仕をして旋盤…