鉄道路線にアルファベットを、各駅に番号を割り振り、その組み合わせを各駅に掲示する方式(ナンバリング)。特に訪日外国人にとって、鉄道路線を利用しやすくするのが狙いのようである。
日本での元祖は2002年のワールドカップを前に導入した横浜市営地下鉄(番号のみによる標示)だが、2004年4月から東京メトロ・都営地下鉄が導入して注目された。2004年7月からは大阪市営地下鉄・北大阪急行・OTSが導入、その後、神戸市営地下鉄・北神急行電鉄、名古屋市営地下鉄・あおなみ線・ゆとりーとライン、京都市営地下鉄、つくばエクスプレス、札幌市営地下鉄などで導入が相次ぎ、2006年3月にはJR四国が全線に導入、2016年10月には、JR東日本も導入するまでに波及した。
2007年10月1日導入。
札幌駅を01とし、特急列車の運行系統を基準に割り振られている。
2006年1月26日導入。
2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、2016年10月1日より関東の電車特定区間(E電区間)に導入された。さらに、多くの路線が乗り入れる駅には、駅全体を3文字のアルファベットで表す「スリーレターコード」も導入されている。
スリーレターコード一覧
駅名 | コード | 駅名 | コード | 駅名 | コード |
---|---|---|---|---|---|
東京 | TYO | 渋谷 | SBY | 浦和 | URW |
神田 | KND | 恵比寿 | EBS | 大宮 | OMY |
秋葉原 | AKB | 大崎 | OSK | 大船 | OFN |
上野 | UEN | 品川 | SGW | 戸塚 | TTK |
日暮里 | NPR | 浜松町 | HMC | 横浜 | YMH |
池袋 | IKB | 新橋 | SMB | 武蔵小杉 | MKG |
新宿 | SJK | 赤羽 | ABN | 川崎 | KWS |
2004年4月1日の東京メトロ発足時に導入。ただし副都心線は2008年6月14日の全線開業時導入。
都営地下鉄は2004年4月1日の東京メトロ発足時に導入。
日暮里・舎人ライナーは2008年3月30日の開業当初から導入されているが、2017年11月頃からは路線記号(NT)も付くようになった。
都電荒川線は舎人ライナーの路線記号付与と同じく2017年11月頃より導入されている。路線記号(SA)は、その半年前に公募された愛称「東京さくらトラム」に由来する。
2005年8月24日の開業当初から。
2006年3月27日の有明〜豊洲開業時に導入。
ブルーラインは2002年導入。当時はこの路線のみだったため、数字のみだった。
グリーンラインは2008年3月30日の開業当初から。
2010年7月17日の京成成田空港線開業時より導入。
2010年10月21日の羽田空港国際線ターミナル開業時に導入。
2010年導入。
2011年6月9日導入。
2012年2月より順次導入。
東京スカイツリー開業に先駆け、業平橋駅の改称とともに2012年3月17日に導入。いくつかの路線を1つの記号でまとめている。
こどもの国系統は東急に準じて2012年2月以降、みなとみらい21系統は2012年9月頃より導入。
2013年2月22日ダイヤ改定で導入。
東京メトロ副都心線直通に向けて2013年3月までに導入。東武鉄道と同様に路線群を1つの記号でまとめている。
2014年2月23日より導入。
2014年3月15日より導入。
2016年度から順次導入。
2004年10月6日に3事業者一斉導入。
2004年11月26日の東西線六地蔵〜醍醐間開業時に導入。
2004年7月1日導入。延伸を想定して番号を11から始める*6。
2007年3月19日までに順次導入。
2004年9月1日導入。
2006年2月2日の市民広場駅〜神戸空港駅間開業時に導入。
2006年3月1日3社一斉導入。
2011年3月までに順次導入。
2017年2月1日から順次導入。大手私鉄の中で一番遅い導入であった。
1985年頃には既にあったらしい。