高天神城址(後ろの山) by:photo-ac 143回目になりました。 今回は、静岡県の高天神城です。 高天神城は、鶴翁(かくおう)山と呼ばれる標高132mの急峻な小山に築かれた山城です。 戦国時代には「高天神城を制する者は、遠州を制す」といわれた堅城で、徳川・武田が奪い合う要衝の城でした。 断崖絶壁の地形を利用しつつ、さらに四方に伸びる尾根の上にいくつもの曲輪を配した複雑な縄張りを展開、土塁・竪堀・横堀などで防御力を高めた難攻不落の城です。 高天神城は「続日本100名城」(第147番)に選定、国の史跡にも指定されています。 別称は、土方(ひじかた)城、鶴翁山の形状から鶴舞(かくぶ)城など。…