昨日紹介したフランスでの北園克衛モノグラフ『KITASONO KATUÉ 1902-1978』は、林画伯も書かれたように「図版も多数収められた」貴重な一冊。小生が手にして驚いたのは、山本悍右が終戦直後の混乱期に雑誌『UBU』を編集発行されていた事実だった。表紙と裏表紙から内容を推測したいけど、無理ですな。裏表紙(?)の上段に「ユビユ ★ 一号 ★ 詩 ★ 造型」と配されたタイポグラフ(手書き?)がお洒落、椅子と帽子のモチーフは山本の写真で馴染み深いもの、御遺族の話では椅子は現役だそうです(すごい)。『UBU』の参加者は藤井伸八、伊藤紫英、伊藤正斉、北園克衛、野川友喜、大口登、山本悍右で、東京在…