古代の道路とはなにか。また日本書紀が記す四道将軍とはなにかを紹介する。次の流れで紹介していく。 ・駅路(えきろ)・東山道(とうさんどう/とうせんどう)・東山道武蔵路(とうさんどうむさしみち)・駅使(えきし)・日本書紀における四道将軍・北陸の大彦命(おおひこのみこと)・西道の吉備津彦命(きびつひこのみこと)・丹波の丹波道主命(たんばのみちぬしのみこと)・東海の武渟川別(たけぬなかわわけ) ■七道駅路(えきろ)駅路とは都と地方をつなぐ古代の道路。古代律令制において駅使(えきし)が通行する官道であったとされる。延喜式(927年に完成)では次の七道駅路が存在していたとされる。・東海道駅路・東山道駅路・…