*Amazonより 【あらすじ】 合わせても500人位の軍勢しか集まらない、13もの地頭が乱立していた志摩国。そんな中九鬼家が支配する大王崎の沖に、千石船が座礁した。座礁した船は荷物と共にその土地のものとされていて、久々の大物を得た九鬼嘉隆ら一党は荷物を「略奪」する。その船には土佐の名家である一条家の娘のお咲が、伊勢神宮に嫁ぐために乗船していた。嘉隆はお咲を強引に奪い、嫁にしてしまう。 そんな嘉隆の乱暴狼藉は周囲の反感を買う。地頭らが国司の名門北畠家に訴え出るも嘉隆は応じず、地頭たちは九鬼家の居城に総攻撃をかける。九鬼家唯一の砦である波崎砦に一旦逃げ込んで、そこから海戦で勢力の回復を目指すも、…