残照の伊吹山 おととい伊吹山の麓に行く当たって、午前中に列車との絡みを撮り、午後は山の風景をじっくり狙おうと思っていた。 しかし、残雪が思った以上に多く、移動に時間がかかりそうだったので、列車との絡みを撮り続けた。 夕方になり新幹線を撮り終えて、ふと伊吹山を見上げると、頂上付近が赤く染まっていた。 帰りの電車の時間が迫っていたが、「これを見過ごして帰るわけにはいかない」と、片づけた機材を再び取り出した。 そこから勢いがつき、近くの川や近江長岡駅のホームで撮影を続けた。 近江長岡駅周辺の街のはずれにあった橋から西の方角を見た。電車の中で調べたところ、川の名は「天野川」だった。「へえ、天の川と同じ…