高校サッカー全国優勝の記念碑(写真:黒木 達矢) 卒業生が母校のユニークな側面を語るコラム6校目は、宮崎県にある私立高校・鵬翔高校(宮崎市)について。 20年春に東大合格者を輩出した進学系の2学科に加え、工業・商業・看護の実業系3学科の計5学科8コースを束ねる手広い高校だ。 2022年には創立100周年を迎える。 サッカー部は全国から入部希望者が集う強豪。過去に10人以上プロを輩出している。現在浦和レッズでプレーし日本代表経験もある興梠慎三もその1人だ。 かつては地元民からヤンキー校というイメージを持たれていた。近年はヤンキーこそ見かけなくなったものの、幅広いジャンルの学科をそろえるため、生徒…