思想闘争の炎にあぶられた〝ブンブク茶釜〟 『松崎明と黒田寛一』から逃げる「革マル派」中央官僚 「反革命=北井一味を粉砕せよ!」と題するシリーズの「第五回」(「解放」第2739号)は、初めて「白嶺聖」という個別メンバーの筆名で打ち出された。かつて党の指導部に属し、健筆をふるったメンバーたちが、党の指導権を握った政治主義者たちに嫌気がさして次々と筆を折り、脱落・離脱しただけではなく、他のメンバーたちも「ボケて使い物にならない」(早川の言!)状態に陥った。そのなかで〝使い物になる〟と見込まれた白嶺が登用された、というわけであろう。なるほどそれだけのことはある。 グロテスクな個人攻撃で破産を取り繕い …