冬に向かって歩みを進める時期 昨日から二十四節季では『立冬』の節季に入っている。そろそろ秋の風情に別れを告げて、冬の訪れを肌で実感しはじめる時期だ。ちなみに、二十四節季では『立冬』の節季から『春分』の節季の前日までが「冬」とされている。 今年は11月に入ってからも暖かな日が続き、冬はどこへ行ったのかと感じることも多かったが、さすがに『立冬』の節季を迎えれば木枯らしが吹く日も増え、冬らしくなっていくのだろう。 東京下町では商売繁盛・家内安全を祈念する「酉の市」を皮切りにして、年の瀬の年中行事が次々と訪れる。ある意味、冬の訪れは年の瀬のせわしなさを予感させる時期といって間違いはない。 黄色く色づい…