聖人、死に安んず。賢人、死を分とす。常人、死を畏る。(佐藤一斎) 一条真也です。言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、佐藤一斎(1772年~1859年)の言葉です。一斎は江戸時代の儒学者。美濃国岩村藩の出身。著書に、西郷隆盛の終生の愛読書だった『言志四録』や『重職心得箇条』などがあります。吉田松陰にも影響を与えました。 言志四録 (岩波文庫) 作者:佐藤 一斎 岩波書店 Amazon 死をやみくもに恐れる人がいます。いや、そういう人がほとんどではないでしょうかわたしはグリーフケアということをテーマに活動をしています。グリーフケアの主な目的に、「死別の悲嘆」にどう寄り添うかとい…