レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「あの日、欲望の大地で」(2008)です。 映画は、高級レストランのマネジャー、シルヴィア(シャーリーズ・セロン)の男漁り、ニューメキシコで不倫に溺れる男女ニックとジーナ、その子供達マリアーナとサンディエゴの関係がギクシャクとモンタージュされて、こう手の映画に慣れていない観客だと詰んない作品と烙印を押されそうな映画ですが、しばらく見ていると段々映画の骨格が現れて来て、良い映画なんですが、でも何か足りないな… 愛憎ドラマなので登場される皆さん、なかなか良い演技を見せてくれますが、この映画では人が殺され、例え事故とは言…