大学受験浪人をしていた時の話です。僕は電車で予備校に通っていたのですが、その電車の定期券代を稼ぐために、とある店でアルバイトをしていました。業務内容が過酷だったせいもあり、当時の時給は900円とかなり高めでした。週末は丸一日アルバイトで潰れましたが、そのおかげで電車の定期券代だけでなく、参考書や本を好きなだけ買うくらいのお金をゲットしていました。でも今振り返ってみても、よくそんなことしてて(せざるを得ない家庭の経済事情もあったのですが…)医学部に合格することができたなあって、他人事のように感心します。 そのアルバイト先には僕よりも歳下の高校生が何人かいました。その中に、身長が高くて、茶髪で笑顔…