『完訳グリム童話集(二)金田鬼一訳』その54 『野ばら姫〈KHM50〉』 あらすじ(要約) 昔、王様とお妃がありました。 「なんとか子供が一人欲しい」と毎日言っていましたが、いつまで経っても子供はできません。 あるとき、お妃が水を浴び清めているところへ蛙が一匹這い上がってきて「お妃様の願いは叶います。お姫様が産まれるでしょう」と言いました。 お妃は女の子を産みました。お姫様は美しかったので、王様は嬉しくて祝宴を催すことになりました。 王様は親戚や友達、神通力を持った女たちまで招きました。神通力を持った女は、この国に13人います。しかし、その女たちの食事に使う金の皿は12枚しかないので、1人だけ…