配信サイトで映画 『弁天のお尻 彩られた柔肌』(1998年、いまおかしんぢ監督)を観た。 路上で車に轢かれた拍子に、怪獣デメキングの姿を予見した青年・大黒(鈴木卓爾)は、来るべきデメキングとの対決に備え、反社会的な人間ばかりで構成された現代の七福神を組織していく。 原題は『デメキング』。いまおかしんじ節がいつもの様にオフビートな雰囲気で展開する。まあ、よくもこんなへんてこな映画をピンク映画として公開したな。改めて国映は太っ腹。着ぐるみを使ったり実際運行している電車内で撮影された痴漢シーンにドキドキを感じながら観た。 いまおか監督は統失、メンヘラ、不感症、スリ、強盗犯と、どうしようもなく焦げ付い…