月刊アフタヌーン(講談社)にて掲載されている本格高校野球漫画。作者はひぐちアサ。
男女を問わず人気で、アフタヌーンの看板作品となる。
試合では両チームのピッチャー、キャッチャー、バッターはもちろん
監督やランナーの心理描写も丁寧で、とても臨場感を与える。
特にバッテリーの信頼関係を重点的に描いている。
2007年、TVアニメ化。2010年4月、TVアニメ第2期放送。
中学時代、祖父の学校ということでヒイキでエースをやっていた三橋廉は、高校進学と同時に他県へ引越す。自分のせいで中学の野球部がめちゃくちゃだった事に、トラウマを抱いてしまった三橋は高校の野球部を覗くだけ、とグラウンドへ行く。しかし、新設野球部だったため、即座に監督に入部させられる。ぐずる三橋にキャッチャーの阿部は投げてみてくれ、と誘う。三橋の球はとんでもなく遅いが、抜群のコントロールと多彩な球種を持っており、阿部はその能力を評価する。だが、阿部は三橋の能力より、キャッチャーに逆らわないという性格を最も買っていて・・・。他にも個性的な面々が揃い、こうして西浦高校野球部が発足した。
オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら!