手作りの郷土料理や民話が楽しめる大玉村の森の民話茶屋が5日、2年ぶりに営業を再開した。4日に茶屋で記念式典が行われ、関係者が地域文化を発信する貴重な施設の復活を祝った。 新型コロナウイルス感染拡大の影響やメンバーの高齢化から、昨年は休業していた。式典では、店主で語り部の後藤みづほさんが「一度は諦めようと思ったが、また立ち上がることができた。支えてくださった人への感謝の思いでいっぱいです」とあいさつし、押山利一村長らが祝辞を述べた。 再開に合わせて新たに茶屋のキャラクターが制作され、タヌキの「こと」とキツネの「おと」が披露された。デザインしたイラストレーターの松本悠以さんと、公募で名前に選ばれた…