こぐま座

こぐま座

(サイエンス)
こぐまざ

[英] Ursa Minor
こぐま座は、北天の星座で、トレミーの48星座の1つ。北半球では1年中見ることができる。
おおぐま座の半分よりも小さな熊であるが、おおぐま座の北斗七星とよく似た柄杓型に7つの星が並んでいる。
北斗七星よりも暗い星のため、街中では尻尾の先とひしゃくの先にあたる2つの星しか見えないことが多い。
尻尾の先にある星がα星のポラリスで、北極星であり、年中ほぼその位置を変えない。そのため、昔から世界各地で重要な目印とされていた。特に洋上で、この星を目安に位置を知ることができるため、ヨーロッパの船乗りの間では、聖母マリアの星として崇拝されていたという。また、日本でも昔から、「子の星」などとよばれ、真北を探す目印としていた。

恒星

α星、β星の2つのみが2等星である。

  • α星:ポラリス:この星は三重連星であるが、光度差が大きく望遠鏡でも見分けにくい
  • β星:コカブ:紀元前1500年から紀元前300年頃にかけて天の北極の近くにあり、当時北極星として使われていた
  • γ星:フェルカド

ギリシャ神話

大神ゼウスを父に、妖精カリストを母にして生まれたアルカスは、狩りの好きな少年だった。ある日、アルカスはいつものように森に行き、熊にされたカリストに会った。愛しさから走り寄る熊を母とも知らず、アルカスは矢を放った。天から見ていたゼウスは、矢が当たる前に、親子を2頭の熊の星座にした。

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