『これはただの夏』著:燃え殻読了。本当にただの夏。みんなで計画して行った旅行ではなく、全力で準備して作り上げた夏休みのお祭りでもない。 本当にただの夏。出来事に流れに身を任せただけの、ただの夏。でも、「これはただの夏」と、わざわざ言い聞かせてしまいたくなるような、歯痒さがあった。正直、かなりだらだらと読んでいた。寝る前に読むには、そこまで感情が揺れなさそうでちょうど良さそうに思っていた。ここ数日、仕事がきつかった。トラブルシューティングに時間を取られて、帰れたのは毎日21時過ぎだ。 仕事を辞めたいとは思わない。でも続けられる自信がない。 やっと金曜日になって、酒飲んで何か見て発散しようかと思っ…