この初夏くらいから、尹雄大(ゆん・うんで)さんの本にハマっています。 困るのは、かなり食いついて読むのに、最後の方は、読み終わりたくなくて、すごくゆっくりになってしまうこと。 さらには、一冊一冊、感じることや考えさせられることが多くて、まとめきれず、言葉にならず、ブログが書けないということ。 でも、多くの人に読んでほしいから、書き始めてみます。 まずはこの本から。 「さよなら、男社会」(尹雄大 著、亜紀書房、2020年12月初版) 本書は、著者が、男性からの目線で、男性社会の歪みを明らかにしている本です。 素晴らしい観察と洞察と自己開示、そしてそれを読ませてくれる文章力。 「論じる」だけなら他…