企業内で互いを役職名でなく、「さん付け」で呼び合う運動。さんづけ運動とも。 1980年代後半、年功序列が実力主義になる過程で提唱された。
1987年3月、経済同友会により発行された「労働力流動化時代に備えて」という報告書内が始まりだとされており、資生堂やホンダ、日産などが先行して行ったとされる*1。
*1:それで会社は変わったか/第1回 さんづけ運動13年の功罪: 月刊『記録』過去記事
小中高となんて呼ばれていましたか? 佐藤さんなら「さとやん」とか「さとちゃん」とか 後藤さんなら「ごっちゃん」とか まぁ地域や年代によっても変わると思いますが、いわゆる”あだ名”というものが皆さんあったと思います。 もちろん、今でもあるとは思いますが、そのあだ名が良くないという風潮が以前から出始めているようで。 www.yomiuri.co.jp 一番の理由としては クラスメートを「あだ名」で呼んだり「呼び捨て」にしたりせずに、「さん付け」するように指導する小学校が増えている。身体的特徴を 揶揄やゆ するようなあだ名は、いじめにつながるケースがあるからだ。 と記されています。 確かに、身体的特…
方針などについて意見を聞いておきながら、ネガティブな発言を許さない。今の日本の組織にはそんな風潮が多く見受けられる。 方針策定に全人格をかけてしまっており、それ以外の人生が存在しないので、方針への否定的なコメントを自己の存在自体への否定と捉えてしまうのだろう。 こういう組織は、「さん付け運動」とでもいうのだろうか、「○○部長という言い方を変えて、○○さんにしよう」など一見口当たりの良いようなことを言いがちである。職位が仕事をしているのではなく、全人格がフルコミットして仕事をしてしまうのだ。実際自分がそうだった。許さない側が多少かわいそうに思われる。 ネガティブについてだが、辛いこととか暗いとこ…