丘に抱かれた港町へ この日は、余市で車を借りた。国道5号を南下すると、仁木町を過ぎ、厳しい稲穂峠を越える。倶知安側の激しい下りに驚きながら小沢駅近くから国道5号を離れて国道276号に入ると、急に視界が開け、所々にゆるやかな丘が並ぶ風景が広がった。日本海側の冬の厳しさを想像させる北海道らしい開けた地形だ。 国道276号でいくつか丘を越えていくと、岩内市街地が見えてくる 車の流れに沿うようにしばらく走ると、急に中規模な商業施設がいくつか現れ、市街地らしくなってきた。そして丘を下ると岩内の市街地に入る。港町の雰囲気が少しずつ濃くなってくる。 静かに時が流れる中心市街地 岩内のまちのランドマークとして…