批評について: 芸術批評の哲学 作者:キャロル,ノエル 勁草書 価値づけとしての批評 ・批評とは理由に基づいた価値づけである。(以下 反論→ キャロル⇒) →キャロルは記述や解釈といった価値づけを支える作業から現れてくると言うが、価値づけはそれらに先立っているだろう。(注意を向けているという点ですでに特別視している) ⇒作品を毎回自分で選別するわけではないし、自分で選んでも否定的な評価をすることはある。作品の価値以外に、有名な人が制作したとか、経済的、政治的理由で選ばれることもある。 →価値づけは批評にとって必要条件ではない。 ⇒明示的ではないかもしれないが、やってはいるのでは。 →価値づけの…