(もともと匿名ダイアリーに投稿しようと思っていたのを文字数の関係でこちらに変更しました。ベタ貼りしているのでレイアウトがよくないかもしれませんが、ご容赦ください) この文章は、昨年秋に刊行された『ポーランドの歴史を知るための55章』(明石書店)の第2章及び第4章に対する批判として書かれたものです。 『ポ歴知』はさまざまな分野の専門家がバラエティ豊かなテーマについて執筆したもので、学術入門書としても読み物としても非常に優れた本だと思います。そのなかにこうした、控えめに言って問題含みの文章が収録されていることに非常に驚きましたし、さすがにちょっとまずいのでは? と思いました。 この2つの章は同一著…