ナチス興亡の時代を背景に三人のアドルフの運命を国際的なスケールで描いた手塚治虫の大作。 1983〜85年『週刊文春』に連載。第10回講談社漫画賞一般部門受賞。 ナチス官僚の息子アドルフ・カウフマン、ユダヤ人パン屋の息子、アドルフ・カミル、そして ナチス総統アドルフ・ヒトラーの3人が絡む物語は必見。ヒトラーの出生の秘密とは?
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明るいうちから見える月 手塚治虫作品の読み直し 大人になって、子供時代に読んだ手塚治虫作品を、無性に読み直してみたくなり、少しずつ読んでいます。 その中には、最初に読んだ当時は子供だったので、作品の内容について途中でついていけなくなり断念した作品も含まれています。 最初に読み直したのが「ブラック・ジャック」。 次が「アドルフに告ぐ」でした。ちなみにこちらが途中で読むのを断念した作品になります。 「手塚治虫 創作の秘密」の再放送 そんな中、2025年1月31日、NHKの「時をかけるテレビ」で、たまたま1986年放送の「手塚治虫 創作の秘密」という貴重なドキュメンタリー番組の再放送を見ました。 番…
『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』といった誰もが知る名作。 『奇子(あやこ)』『鳥人大系』『ライオンブックス』といったあまり知られていないマイナーな傑作まで・・・ 没後30年経っても、手塚治虫先生の作品は新しい発見を与えてくれます。 AIとコラボした手塚マンガの新作、問題作『ばるぼら』の映画化や『火の鳥』コンピレーションアルバムのリリースなどなど・・ 発表当時の趣を纏った復刊本の刊行・・・ 手塚治虫に関するニュースは、昨今尽きることがありません。 あらゆるジャンルを描いてみせたマンガの神様の頭の中はどうなっているのでしょうか? なぜ人々の心を魅了するのか? さまざまなアプローチでそ…
今回紹介するのは手塚治虫の漫画「アドルフに告ぐ」(全4巻)です。 第二次世界大戦前のドイツに来ていた日本人記者である主人公が、ひょんなことからアドルフ・ヒトラーの出自に関する秘密を実の弟に託されることから物語が始まります。また、時を同じくして日本にいるユダヤ人の子供とその年下のドイツ人の子供も物語の中核をなしています。個人的には子供たちの周辺で起こる出来事の方が面白かったです。 ユダヤ人に関する問題についてよそで話し合うのは気が引ける雰囲気が醸成されて久しいものですが、世界情勢を理解し、戦争と平和について考える上でユダヤ人について学ぶことは必要不可欠です。かといって、知識が無い状態で膨大な歴史…
僕の好きな漫画ランキングベスト3!手塚治虫先生の「アドルフに告ぐ」! 本作はもう「漫画好きなら抑えておかなければならない」みたいなバイブル的扱いをされてしまっている作品なので、今更多くを語る必要はないかもしれない。レビューしてるブログなんていくらでもあるだろうしね。 さて、本作との出会いは小学校4年生のとき。僕と同じく漫画好きなヤツが一足先に読んでいてね。僕もソイツも少年漫画は少年漫画で大好きだったが、一方で漢字が多い、ちょっと対象年齢が高い漫画を読んで背伸びする癖があった。ソイツに先を行かれるのが嫌だったから読み始めたんだっけ。 でもね、本作はやはり小学校4年生には難しいんだよ。ただ、突然主…
手塚治虫の漫画「アドルフに告ぐ」は、1985年から1989年にかけて週刊文春で連載された、第二次世界大戦を背景にした歴史漫画です。主人公は、日本とドイツ、二つの国で同じ名前を持つ少年「アドルフ」。幼い頃に出会った二人は、やがて戦争によって引き裂かれ、対立する運命を辿ります。 この作品の最大の特徴は、三人のアドルフという設定です。一人は、ナチス・ドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラー。もう一人は、ユダヤ人少年、アドルフ・カミンスキー。そしてもう一人は、日本人少年、アドルフ・ユリウス・カイザー。この三人のアドルフは、それぞれ異なる立場で戦争と向き合うことになります。 ヒトラーは、戦争によってドイツを復…
2023年10月パレスチナ自治区のイスラム過激派組織ハマスがイスラエルに攻撃を仕掛けたニュースを目にしました。 イスラエルとパレスチナの問題について調べるうちに『進撃の巨人』のテーマと重なる点があると感じてまとめました。
1936年8月、ベルリンオリンピック。 歴史に残る棒高跳び決勝が行なわれている頃、ベルリン大学近くの下宿で一人の日本人留学生が殺された。 アドルフ・ヒットラーの出生にまつわる、ある秘密を握ったからだ。 (手塚治虫「アドルフに告ぐ」) この物語には3人のアドルフが登場する。 1人目は言わずと知れた、ナチス・ドイツの指導者アドルフ・ヒットラー。 そしてあとの2人は、ユダヤ系ドイツ人のパン屋の息子アドルフ・カミルと、ドイツ人の父と日本人の母を持つアドルフ・カウフマンだ。 2人が日本の神戸に住んでた少年時代、カウフマンはいつも日本人の子供からいじめられては泣いて帰って来た。 一方、カミルはと言えば、懸…
こんばんは、紫栞です。 今回は手塚治虫さんの『アドルフに告ぐ』をご紹介。 あらすじ これは アドルフと呼ばれた 三人の男たちの物語である 彼ら三人はそれぞれちがった人生をたどりながら 一本の運命の糸に結ばれていた 最後のアドルフがこうして死んだ今 その物語を子孫達に伝えようと思う 昭和11年(1936年)8月。 ベルリンオリンピックの取材でドイツを訪れていた協合通信の特派員記者・峠草平は、ベルリンに留学中の弟・勲から「重大な話がある。あるものを渡したいので、下宿に来てくれ」という内容の電話を受ける。 「時間には絶対に遅れないでくれ」と電話口で勲に強く言われていたものの取材が長引き、草平は約束の…
皆さん、こんにちは。 雨のせいか、涼しくて過ごし易い日が続きますね。また、木曜日くらいから猛暑になるようですが、体力的にはホッとしますね。私の故郷の秋田では幼少の頃は扇風機だけでエアコンは家庭にはありませんでした。高校の教室にもなかったですね。夏に授業中に寝てしまうと汗をかいてしまうのが嫌でしたね。今は、きっとエアコンは普通にあるんでしょうね。 今日の漫画の紹介は「アドルフに告ぐ」です。 // 【アドルフに告ぐ】手塚治虫が描く歴史漫画 作品概要 あらすじ おすすめ あわせて読みたい 「火の鳥」 あわせて読みたい 浦沢版アトム「PLUTO」 和食器のお店~13-Tableware アドルフに告ぐ…
皆さん、こんにちは。 日本が世界に誇る漫画文化。日本漫画の巨匠といえば「手塚治虫」ではないでしょうか。私が幼少の時に読んだのは「ジャングル大帝」、「鉄腕アトム」、「リボンの騎士」、「ブラックジャック」でしょうか。 今日、ご紹介するのは「ブッダ」です。 // 【ブッダ】手塚治虫の名作漫画 【ブッダ】手塚治虫の名作漫画 あらすじ; 私的な読みどころ; あわせて読みたい アドルフに告ぐ こちらもおすすめ ロジクール こちらもすすめ 郷土の辛口、旨い、コストパフォーマンスの高い日本酒 ジャンル;漫画 著者;手塚治虫 受賞;2004年、2005年にアイズナー賞最優秀国際作品部門賞受賞。 映像化;2010…