想像以上に面白くて、とても満足している。 二極化したアメリカでついに内戦が勃発して、幕末の日本みたいになっているというフィクションなんだけど、まさに今、この時代に映像化するというタイムリーさに加えて、それをまたロードムービーで描くというのが素晴らしい。 ラストオブアス、マイナスゾンビ。という感じ。 映画が始まると余計な説明はなく、単刀直入に、もう「始まっちゃってる」。 ふつふつとストレスをためていった市民たちがついに爆発、みたいな政治的なことを冒頭で説明されるのではないかと警戒していたが、そんな面倒をごっそりとそぎ落として、視聴者を一気に世界観に誘導した手法が見事だ。 大統領にマイクを向けてや…