「ココ・アヴァン・シャネル」 ココ・アヴァン・シャネル=シャネル以前のココの意。幼少期からファッションデザイナー、シャネルの成功までを描いた伝記映画。 極貧の中で母親が亡くなり、姉と一緒に孤児院に預けられたココ。休日に父親が会いに来るのを待つが、父が来ることはなかった。家族を顧みなかった父親との関係からココの男性感、結婚感が形作られたことが見て取れる。 大人になった姉妹は昼はお針子として、夜はキャバレーで歌を歌い生計を立てていた。気の強いココはキャバレーの支配人に生意気な口を利いて失職。姉は知り合った男爵と結婚すると言い、身分の違いからココは夢を見るなと諭す。愛を信じないココは店で言い寄ってき…