封切り二日目。 席数488の【CINE12】の入りは三割ほど。 それにしても『リドリー・スコット』という監督は関連作品を作るのが本当に好きなのだなと思う。 一本には盛り込め切れなかった構想を、全てアウトプットしたいとの強い欲求でもあるのだろうか。 〔エイリアン(1979年)〕〔プロメテウス(2012年)〕〔エイリアン: コヴェナント(2017年)〕と並べた時に、前日譚の二作は規模は大きくなっても、評価は下がるとの残念な結果に。 そして本作は〔グラディエーター(2000年)〕の続編(後日譚)。同じ轍を踏むのではと、一抹の不安が胸をよぎる。 物語りの核となるのは、同様に個人間の宿縁。 しかも、過去…