Ridley Scott(1937-) 監督、プロデューサー
広告業界で成功後、1977年の『デュエリスト/決闘者』で映画監督デビューを飾る。第2作の『エイリアン』で世界的大ヒットを飛ばし、第3作の『ブレードランナー』は興行的・批評的に大失敗となるものの、カルト映画となり、後に評価を高めていく。重厚な映像美で知られる監督。 弟のトニー・スコット、息子のジェイク・スコット、娘の[[ジョーダン・スコット]は、いずれも監督。 2003年にナイトの称号を授与される。
あらすじ 平凡な主婦テルマが、友人のウェイトレス、ルイーズと共にドライブに出かけた。途中のドライブインで、テルマが見知らぬ男たちにレイプされそうになった時、ルイーズは男たちを射殺してしまう。二人はそのまま銀行強盗をして逃避行に移るが……。二人の女性の日常から転落していく様を描いたバイオレンス。 感想 途中までは、テルマとルイーズの関係が「友人同士」という以上には分からず、そこがずっと不満ではあった。二人がどこで知り合ったのか、幼馴染なのか、昔の職場の同僚なのか、そこらへんの事情がいっさい説明されず、単に「友人」であり、また、泊りがけでドライブ旅行をするほどに気ごころの知れた仲であるのに、テルマ…
映画「ブラック・レイン」 なんと言っても、松田優作。 主演はマイケル・ダグラス。でも、松田優作。 これは松田優作を見る映画なのです。 ニューヨークで逮捕したジャパニーズ・ヤクザのサトー(松田優作)の日本送還の護送をするニック(マイケル・ダグラス)とチャーリー(アンディ・ガルシア)。大阪、伊丹空港へと到着するが、警察に扮装したヤクザの手下(内田裕也!とガッツ石松!)を本物と思い、サトーを彼らに手渡して逃がしてしまうという失態をおかし、日本の刑事松本(高倉健)と連携してサトーを追う。 松田優作が小柄でないことがいいんですな。すらりと高身長であることがザ・日本人のイメージから逸脱していて、舐めたらや…
画像は20世紀FOX公式サイトより 先日ディズニープラスで視聴しました。前々から気にはなっていましたが、今更エイリアンももういいか?と思いつつもまだ見ていないから見ようと妻から誘われるままに見ることになりました。初代エイリアンの続編で時代は2142になります。エイリアン年表では、2089年 「プロメテウス」2104年 「エイリアン・コヴェナント」2124年 「エイリアン」2142年 「エイリアン ロムルス」2179年 「エイリアン2」2270年 「エイリアン3」2470年 「エイリアン4」ということになります。なんだか違和感がありますが、こういうSF系の作品では辻褄合わせのために細かい改変があ…
ディズニープラスにて鑑賞。プロメテウス [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社Amazon リドリー・スコット自身による「エイリアン」の前日譚。 これと二部作を構成する、続編の「エイリアン・コヴェナント」の方は先に鑑賞済み。 前日譚ではあるんだろうけど、そっちの役割は続編の方が主に果たしていて、 (本作では例の成体の誕生エピソードという部分が、前日譚としての加点ポイントなんだろうな) こちらはそういう意味ではなくて、「人類の起源の謎」に迫るという、 シリーズとしてもっと発展させたテーマを担った作品だった。 そういう意味でも、エイリアンシリー…
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「マッチスティック・メン」(2003)です。 強迫性障害と潔癖症を患っているロイ(ニコラス・ケイジ)は、プロの詐欺師だつた。相棒のフランクと共に軽い詐欺でチープな濾過装置を高額で売り付けて生計を立てていた。そんな時、彼の元に前妻の娘アンジェラが彼の処にやって来た。母と喧嘩して行く処がないと彼女は言うのだが… リドリー・スコット監督のどちらかと言えば軽いコメディコンゲーム映画です。スコット監督と言えば、「ブレードランナー」「エイリアン」の様なSF、又は「グラディエーター」の様な歴史アクションが有名ですが、この映画は、…
こんにちは。今回は映画「グラディエーター」のレビューです。 グラディエーター [ ラッセル・クロウ ]価格:1,320円(税込、送料無料) (2025/2/3時点) 楽天で購入 あらすじ 主人公の将軍マキシマスは 戦績がよく、人望もあるので ローマ皇帝マルクス・アウレリウス のお気に入り。 https://www.imdb.com/title/tt0172495/mediaindex/?ref_=tt_mv_sm あるとき父である皇帝が 自分ではなく、将軍マキシマスに 皇位を譲ろうとしていると知った 息子コモドゥスは嫉妬心から 父親を殺害してしまう。 本物の父のように敬愛した皇帝が 殺され、さ…
SF映画「エイリアン」 ここから始まった。。。何が? SF怖いもの映画の流れが。SFホラー! 実は初めて観たのはエイリアン2が先だった。「すごく面白いよ」と薦められ、怖いものが苦手なのをおして観た。すごく面白かったので、慌ててエイリアン1を後で観たのだった。 エイリアン2は大大大傑作なので、1より数倍面白いが、しかしエイリアン2がなければ、エイリアン1も大大傑作と言われていたはず。 リプリー(シガニー・ウィーバー)が若い。辛口のイメージが強いシガニー。1の時のシガニーは甘さもあって可愛い。 長めカーリーヘアのリプリー きちんとエイリアン1から観た人は、最後に残るのがリプリーだと予想できたのだろ…
どうも、映画ファンの皆さん! 今回も映画について語りましょう。 宇宙ではあなたの悲鳴は誰も聞こえない… ↑このキャッチフレーズ強い。私はものすごく好みです。 また例にもれず、リドリースコット監督作品レビューしていきます! ストーリーの詳細な流れとキャスティング 映画の魅力と監督について 映像やセットの造り込みについて SF映画としての立ち位置 見どころシーン解説 1. フェイスハガーとの遭遇 2. チェストバスター誕生 3. リプリー対エイリアン ラストシーンについて 小ネタとトリビア シリーズ作とその関連性 まとめ 1979年公開の映画『エイリアン』は、SF映画とホラー映画の融合によって生ま…
「地獄の門は常に開いている。下がる道は平坦で苦労なく進める。」 どうも、映画ファンの皆さん! 今回も映画について語りましょう。 前回の続編となります! 『グラディエーター英雄を呼ぶ声』の感想レビュー デンゼル・ワシントンが出演しているということだけでも期待感、UPです。 正直、ポスターも前回をはるかに上回る出来だと思っています(笑) 前回のポスターはもしかしたら戦いの輪廻、争うことへの虚しさを表したものだとすれば、あのヌマクローフェイスも納得がいきます。 それでは! 『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、リドリー・スコット監督が手掛ける壮大な歴史アクション映画で、前作『グラディエーター』の…
「この世は塵と埃…」 どうも、映画ファンの皆さん! 今回も映画について語りましょう。 突然ですが、映画のポスターどう思いますか? 100点中何点? 良い・悪い? 美しい・名作にふさわしい? 私は…ヌマクローにしか見えません ここから気を取り直してやっていきたいと思います! リドリー・スコット監督による映画『グラディエーター』(2000年公開)は、 古代ローマを舞台にした壮大な歴史アクション映画です。 主演のラッセル・クロウは本作でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、その熱演は多くの映画ファンに衝撃を与えました。 本記事では、映画の詳細なストーリー、キャスティング、歴史的背景、見どころ、 トリビア、…