EIGHTH WONDER
80年代中期の英国ポップ・グループ。 ボーカルのパッツィ・ケンジットがそのキュートなルックスとボーカルで本国はもちろん、日本国内でも人気があった。
決して長いとは言えない活動期間ではあったが、小気味の良いスマッシュ・ヒットを連発。
主な代表曲:クロス・マイ・ハート、浮気なテディ・ボーイ、ステイ・ウィズ・ミー など
feat.Eighth Wonder 「でも、デビューがどうなるか分からないし……」 トニィはルイスを抱き寄せるも、一人前になる見通しが立たないのに、軽はずみなことはできないと頑なだ。 それに関しては僕も気が気じゃなくて気休めすら言えずにいたけれど。 「オレが待たせてる間に、君に相応しい人が現れたら――」 「相応しいって、何⁉︎」 ルイスは鋭い視線を送った。 「だったら私のほうこそ、バンドマンの彼女として失格よね? 音楽の事なんか全然わかんないし、嫉妬深くて我慢も足りない。トニィの彼女に相応しくないでしょ!?」 「そんなこと、関係ないよ!」 「そうよ、関係ないのよ!」 ピシャリと言い放つとルイ…
17歳のボーカル、パッツィ・ケンジット率いるエイス・ワンダーのデビュー曲 当時高校生だった自分にとってこの曲の想い出は、ちょうどその頃ニッポン放送がラジオのヘビーローテーション曲としてこの曲を頻繁にかけまくっていたことをよく覚えている。 それほど何度もこの曲を聴いていたので、さぞ大ヒットした曲なのだろうとずっと思い込んでいたのだが、実際にはあまり一般に知られた曲にはならなかったようである。 カワイイ女の子がバンドを従えて歌う姿は日本ではヒットしそうだが、本家・アメリカではこういうスタイルはあまりヒットしないようだ。 Trying not to think about you With the …