この映画は酷いです。 「ジーザス」とタイトルがついていますが、始めから終わりまで、主役はマリアです。 (*原題は「Mary, Mother of Jesus(マリア、イエスの母)」) 以下、この映画の中で、余りにも聖書からかけ離れた点を挙げておきます。 ①マリアが12歳のイエスに「良きサマリヤ人」の話を教えている(この時点でイエスは自分が神の御子である自覚がない)。 ②マリアがイエスに、バプテスマのヨハネに会って洗礼を受けるように勧める。 ③マリアがイエスに続いて、バプテスマのヨハネから洗礼を受ける。 ④洗礼後も迷うイエスがマリアに導きを聞く。 ⑤マリアがバラバに愛を説教する。 ⑥マリアが空っ…