尾黒鴫。 英名:Black-tailed Godwit 学名:Limosa limosa チドリ目 シギ科 旅鳥。オオソリハシシギに酷似するが、飛翔時に尾が黒く、 翼と腰に白いバンドが見える。シギの中では中型〜大型。 キアシシギよりも大きい。 関連語 リスト::動物 リスト::鳥類 リスト::水辺の鳥
前回のブログの続き。 大型のシギの群れ、少しずつ近づいてきました。ただし 光の向きが悪くてこんな感じ。 場所を移して何とか写真になる光の向きを探します。 大型のシギの群れの多くはアオアシシギと、このツルシギ その中に1羽だけ交じる茶色っぽいシギは、今シーズン初認のオグロシギでした。 う~ん、光の向きもそうだけどちょっと遠かったな。 すると、その群れの向こうに中型のシギが。 「おい、嘴が短いじゃねえか」と独り言を口にしながら近づきます。こちらも今シーズン初認のダイゼンでした。 どんどん近づいてきてくれて、トリミングなしでこんな感じ。 楽しませてくれました~😄 (撮影地:石狩市いしかり調整池 20…
2022年10月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した、日帰りの探鳥バスツアーに参加。千葉県のふなばし三番瀬海浜公園と、茨城県の稲敷にあるハス田にて、ベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2(稲敷のハス田) エリマキシギ Philomachus pugnax 雨の中での撮影のため、暗くて、色も分かりにくい写真ばかりとなりました。 アオアシシギ Tringa nebularia コアオアシシギに比べて大型で、クチバシがわずかに上に反っていると教わりました。 ウズラシギ Calidris acuminata 丸くて可愛いです。 オオハシシギ Limnodromu…
今年調整池にオグロシギが来ているとの情報は知ってましたが、なかなか撮れず。この日は結構近くに来てくれました。 それらしい鳥を写真におさめ、自宅で確認。 しかし、「ん?オグロシギってこんなに嘴反ってるのか?」 …ここからわたしの迷走が始まります。 ややこしいことに、オオソリハシシギはオグロシギに似てるじゃありませんか。 しかもオグロシギは胸から腹にかけて黒い横斑があると書いてある。 迷走。 でもネットで調べたところ、まっすぐとされているオグロシギの嘴も、反って見えることがあると。 迷走。 そしてやっぱりオオソリハシシギの尾羽はここまで黒くはないようで。追加で調べていくと、オグロシギも幼鳥ではおな…
田んぼの遠くにカラス、セイタカシギそしてその右に2羽の大きいシギ。 オグロシギでした。くちばしが少し赤っぽい。 飛びました。 オグロシギの尾。尾が黒い。だから尾黒シギ。 今の季節、田んぼや海岸を回ると珍しいシギチに出会うことがありますから楽しみです。
埋立地の水路にて。 2022.04.16
2023年7月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。北海道の道東にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その3二日目、根室、霧多布。 ノゴマ Calliope calliope縄張り主張のためか、オスをいたるところで見ることができました。 普段は、藪の中に隠れていて、めったに見ることができないらしいメスを発見。 シマセンニュウ Locustella ochotensisこの場所を狩場にしていたようです。 ウグイス Horornis diphone コヨシキリ Acrocephalus bistrigiceps ヒガラ Perip…
2023年7月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。北海道の道東にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2二日目。落石クルーズに乗船しました。 エトピリカ Fratercula cirrhata今回の一番の目的は、この野鳥を見ることでした。初見です。 カンムリウミスズメ Synthliboramphus wumizusume絶滅危惧VU で、この場所以外では、近くで見ることが難しいとお聞きしました。 カップル?それとも親子? ケイマフリ Cepphus carbo絶滅危惧VUです。ご飯をゲットしたもよう。 そして 糞。 ウト…
(蓮田付近の支柱に佇むカワセミ) とても久しぶりに野鳥記事を更新します。前回稲敷市を訪問して約2週間後、再び現地に赴き、シギ・チドリたちの様子を観察して来ました。今季初めての野鳥も見つかり楽しいひと時を過ごすことが出来ました。最近ではオグロシギやオオハシシギなども観察されており、ハイイロチュウヒも期待しつつ再訪してみたいと思っています。
この夏は北海道もあり得ない暑さで、不調だった今シーズンのシギチ。 主に石狩浜、いしかり調整池で見てますが、他の場所で見たシギチも合わせて挙げてみると、今シーズンはこんな感じです。 コチドリ、メダイチドリ、イカルチドリ、シロチドリ、トウネン、オジロトウネン、ヒバリシギ、アメリカウズラシギ、ミユビシギ、ハマシギ、アカエリヒレアシシギ、タカブシギ、コアオアシシギ、ダイゼン、タシギ、ソリハシシギ、イソシギ、キアシシギ、クサシギ、コオバシギ、アオアシシギ、ツルシギ、オグロシギ、チュウシャクシギ、ホウロクシギ このうちイカルチドリ、アメリカウズラシギ、アカエリヒレアシシギ、クサシギ、コオバシギはライファー…
2023年6月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日のシャチと野鳥を狙った観察ツアーに参加。北海道の羅臼にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながらシャチと野鳥を観察しました。(残念ながら三日目も船が欠航となり、二日目とほぼ同じ場所での探鳥となりました。)その4三日目。 オオジュリン Emberiza schoeniclus二日目と同じ、野付半島で撮影しました。 シマセンニュウ Locustella ochotensis距離が遠く、証拠写真ってことで。 オオジシギ Gallinago hardwickiiピントがいまいちですが、なんとか姿はとらえました。 ノビタキ Saxic…
さわやか自然百景愛知 藤前干潟2018年1月14日放送 NHK総合-愛知県の藤前干潟は自然豊かな場所であり、鳥たちにとっては重要な生息地です。特に、10月になると多くの鳥がこの地に舞い降ります。オグロシギは繁殖地からオーストラリアへ渡る途中で立ち寄るため、その数は一日に1000羽以上にも達するそうです。 藤前干潟には、鳥たちのエサとなるカニやゴカイなどが豊富に存在しています。特にヤマトオサガニやチゴガニは数が多く、これは地形の影響で、周辺の3本の川から豊かな栄養分が流れ込んでいるからだと言われています。 潮が満ちると、シギに代わってカワウがやってきます。この時、一度に8000羽以上ものカワウが…
さわやか自然百景「愛知 藤前干潟」2019年1月13日放送 NHK総合-このテレビ番組は、愛知県にある藤前干潟の魅力を紹介していましたね。10月になると、多くの鳥たちがこの干潟にやってきています。特にオグロシギは、繁殖地からオーストラリアへと渡る途中に立ち寄り、一度に1000羽以上が集まることもあるそうです。 藤前干潟には、鳥たちのエサとなるカニやゴカイもたくさん生息しているそうです。ヤマトオサガニやチゴガニなど、さまざまな種類のカニが見られるのは、干潟の地形が良い影響を与えているからかもしれません。3つの川から豊富な栄養分が流れ込んでいるおかげでしょう。 また、潮が満ちるとカワウがやってくる…
2023年6月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日のシャチと野鳥を狙った観察ツアーに参加。北海道の羅臼にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながらシャチと野鳥を観察しました。その2初日(野鳥達)。 フルマカモメ Fulmarus glacialisクルーズ船は、シャチを見るためにロシアの国境付近まで行くらしいのですが一番沖の方で何羽か見ることができました。 ハシボソミズナギドリ Puffinus tenuirostris知床の海では、岸近くから沖まで、どの場所でもたくさん見ることができました。そして、ハイイロミズナギドリは判別ができないので、見なかったことにします。 ウトウ…
How Birds Evolve: What Science Reveals About Their Origin, Lives, and Diversity作者:Futuyma, Douglas J.Princeton Univ PrAmazon 本書は進化生物学の大御所ダグラス・フツイマによる鳥の進化についての一般向けの解説書だ.私にとってはフツイマという名はかつて蒼樹書房から出ていた教科書「進化生物学」の著者としての印象が強い.この教科書は巨大な判型で価格も15000円(税抜),書店の生物学の棚で異彩を放っていた.(当時勉強していた行動生態学だけの内容ではなかったということもあり)結局購…
2023年5月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。対馬にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その3、三日最終日。 アカガシラサギ Ardeola bacchus神奈川県平塚市で、メスの冬羽は見たことがあるけどオスの綺麗な夏羽は初めて見ました。 御飯中。 コウライキジ Phasianus colchicus 鳴き声が遠くからでも聞こえましたが少し近づいただけであっという間に飛び去りました。写真は、なんとか特徴が分かった程度。 シベリアアオジ対馬では、たくさんの個体を見ることができました。 ツメナガセキレイ Motacilla …
2023年5月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。対馬にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その2、二日目。 キマユホオジロ Emberiza chrysophrys日本では数少ない旅鳥とのことですがこの時期の対馬では多くの個体を見ることができました。 マミジロタヒバリ Anthus novaeseelandiae西日本を中心に記録される旅鳥とのことです。ガイドさんがいなければ、まったく判別ができません。 ツメナガセキレイ Motacilla flava対馬でないとこの光景はなかなか見れなかったと思います。 キタツメナガセキ…
2023年5月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。対馬にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その1、初日。 キガシラセキレイ Motacilla citreolaさすが対馬と言うべきか、初日から珍しい野鳥達に会うことができました。 シベリアオオハシシギ Limnodromus semipalmatus日本では、稀な旅鳥だとか。とても綺麗な野鳥だと思いました。 ムネアカタヒバリ Anthus cervinus対馬では初日から、次々と珍しい野鳥が登場しました。 マミジロツメナガセキレイ Motacilla flava simil…
2023年4月、この日は、藤沢市にある今田遊水池公園に珍しい シマアジ が滞在していたこともあり、時間をかけてゆっくりと野鳥を観察しました。 シマアジ Anas querquedula初見です。カップルでいるところをゆっくりと観察しました。 タシギ と一緒に食事中。 タシギ Gallinago gallinago少し距離があったためか警戒心も薄いようで食事中の姿をゆっくりと見ることができました。 コチドリ Charadrius dubius ツバメ Hirundo rustica どいてくれ~ って言ってるのかな。 いやだよ~ って言ってるのかな。 イワツバメ Delichon urbica …
2023年4月、この日は、アルパインツアーサービスが企画した二泊三日の野鳥観察ツアーに参加。奄美大島にてベテランガイドさんにいろいろと教わりながら野鳥を観察しました。その3、三日目。 アカヒゲ Larvivora komadori 前回の家族旅行に続き、今回も雄の綺麗な姿を見ることができました。 見事な囀りを聞くことができました。 後ろ姿も素敵です。 アマミコゲラ Dendrocopos kizuki amamii巣を作っていたのか、一生懸命木の穴を広げていました。 瞬膜が閉じます。 アマミヤマガラ Parus varius amamii暗い森で食事中。 アマミシジュウカラ Parus min…