カテゴリー:生き物観察 チョウと言えば、一般的に夏に多く見られるというイメージですが、第1化目の成虫が集中する5月が種数、個体数とも最も多くなる月の一つです。特に5月後半になると多くのチョウ種が見られるようになります。この時期「ゆるむしの森」で最も多く見られるチョウはタテハチョウ科の仲間です。この記事で紹介したいと思います。 5月で最も個体数が多い種の一つがコムラサキで、毎日見ることができます。幼虫の食樹となるカワヤナギやマルバヤナギなどのヤナギ類が沢山生えており、本種の発生を支えています。ただ、高速で飛翔し、比較的高いところにとまることが多いので、撮影できる機会はそう多くはありません(写真1…