,"entityRanges":,"data":{}}],"entityMap":{},"VERSION":"8.68.2"}"> www.seichoku.com * ここに収められた詩は、’20年の11月から’21年の12月にかけて書かれたものである。アンリ・ミショーの「ぼろ屑」や「怠惰」を読んで、わたしのなかに散文詩への試みが芽生えた。だからこの詩集は、最後の2篇を除いて、すべて散文詩という形式を採っている。今回、収録しなかった行分け詩は、いずれチャップ・ブックというかたちで出版するつもりでいる。 この詩集は詩人・田中修子氏に捧げることにした。かの女はわたしの最大級の庇護者のひとりであり…