詩の一形式。短いフレーズで、韻を踏む形式は「韻文詩」(verse)と呼ばれるが、一見通常の文章のように見えるのが「散文詩」(prose)である。 ここで注意したいのは、韻を踏んでいても詩とは呼べない文章もあるし、散文で書かれたテクストが詩そのもの、という場合もあることである。「詩」に心があるのなら、それを持ったテクストは詩と呼べるだろう。 有名な散文詩の作品では、フランスのボードレールの「パリの憂鬱」がある。けだし、梶井基次郎の一連の小説は散文詩と呼んで差し支えない。
こんばんは。(ダウナー) 今日は朝あんぱん見て運動して、帰ってきてお昼ご飯食べてシャワーしてDJの練習してました。 疲れたのか頭の中が色んなことでいっぱいになってキャパオーバーした。 色々と手段をもってして落ち着いて今に至る。 ----------------------------------- 夜の淡いに身を投げて誘蛾灯のようなコンビニへ入る 気怠そうな店員、せっせと品出しをする店員 Like a工事現場作業員 客 煙草を買って誘蛾灯を後にする 気の振れた人間たちが行きかうここはトーキョーゲットー そんな私も―――。 -----------------------------------
土踏まずを浮かしながら歩いてるよな毎日さ忘れっちまったもんを捨てて生きる勇気もありゃしない 誰かの為と誰かへの怒りがまぜこぜになって襲い来る自分の心を忘れがち誰かに縋って涙を出す ありのまんまに立ち竦む恐れだけが熱を持ち自分で落とした影を踏む解らない振りで見つめてる 夜光灰がほの白く道の真ん中を走ってる細い雨が降っている光が視界でぼやけてる 見捨てられない夜を越え終わりの先ばかり考えてその場限りに息を吐きその場鎬の夢を見る 決まった事も決められちまった事もそんなもんは何にもない 土踏まずを浮かしながら歩いてるよな毎日さ忘れっちまったもんを捨てて生きる勇気もありゃしない
FB過去アカより。こちらにも。 https://www.facebook.com/share/p/197K1Kp8Vy/ ちなみにストーカーさんたち(SNS依存の小金持ちのおっさん連中)は、盗作著作権侵害を行うのみならずそれで商売もしていたみたいです。これも明らかな違法行為。その他盗撮盗聴ハッキング家宅侵入嫌がらせなどなど…… 成増の警察に本当に呆れる。 ↓こちらはおれのFB過去アカ。 https://www.facebook.com/profile.php?id=100013654094698 ↓こちらはおれのFB今アカ。 https://www.facebook.com/profile.p…
ずっと以前(二年以上前)に書いた作品で、いま読んだら絶対直したくなるから読み返してはいないのですが、書いた当時は自分が何を書いているのかよく分かっていなかった。よく分からないまま、書き始めた以上は終わりまで書かないとと思って書いたものなんです。当時のFBのお友達の中に気に入ってくれた人がいたけど、その方に対しても巧く説明出来なかった。書いた本人のおれが段々と何となく分かるようになったという作品。分かるというのは〝解る〟ということです。これがどういう作品だったのか段々と解るようになった。前の前にしていたブログ〝ある蒸し暑い夏の午後〟に書いたものの中では、自分にとって最も重要な作品だったように思え…
焼場のレプティリアン 谷間から立ち昇る朝霧が乳白色をあらゆる色 調の緑で暈しながら漂っている。甲虫くさい 堆肥や生の息吹が、やがて時間とともに緑黛 の彼方へその頭蓋を擡げてゆく。 背の高い茅が生い茂る薄暗い山道を私たちは 歩いていた。緩斜面を上り下りしながら、時 折開ける山並み切り立つ崖に吸い込まれそう になる。母は比較的機嫌が良さそうだ、昨日 の晩餐に出た木天蓼の塩漬けが気に入ったの かもしれない、私にはまだ大分苦すぎたけれ ど。山道では黒揚羽や山百合との際会に、そ の生々しい美しさとは無縁の薄汚い私の膝小 僧がケタケタと笑いだす。 山道からさっと視界が開け明るくなると、そ こは『焼場』と呼…
〝巫女〟の灯した灯火はほのかなものだったはずである。ほの白くほの青い、そして夜暗(よやみ)と適切に結ばれてほのかな。 七月、それが七月初旬の出来事なのは、冷たい夏にふさわしい何か鼓動や感触のようなもの、つまり出来事の質感のほうが最も見合う舞台装置としてそれを必要としたからだ。そう、その年は冷夏の夏。冷夏の夏の森かげでそれは遂げられなければならなかったのである。 〝修道院〟。そこは確かに、そう呼び習わされるだけの禁止事項や規律があった。〝修道院〟でしかし実際何が起こったのかは、職員以外の生存者の一人しかいない今となっては、曖昧模糊とした部分、不明瞭不正確な部分のほうが恐らく多いことだろう。そこは…
便座に掛け、 煙草を咥え火を点ける。 百円ライターのプラスチックは透明かつ着色されて透けて見える中のオイルもその色にしか眼には映らない。 煙草を喫う、 身体に有害な中毒性のある合法薬物、 それを自ら体内に取り入れる、 下半身をむき出しにし、 小用をたすというより生理的根源的な行為を同時におこないながら。 〝生理的な欲求を満たす〟 そして考える。 セックスは手頃なものだ、 何故あんなに高く評価されているのだろう、 と。 多数派の価値観。 多数派の幻想。 煙草の煙は肺というより意識に染み入るような気がする。 感覚と思考とアイデンティティとの曖昧な集合体、 意識。 おれのいま必要としているもの。 そ…
買い物へ行くためこの日初めて外へ出た。 すでに夜。九時というのは真夜中ではない。 だが一つの区切りを意識させる時間でもある。 店じまいの時間。それらの店は夜を拠点として営まれてはいない店。 初めのうちは雷鳴かと思っていた。 それが打ち上げ花火の音だと気がついた時、 今日の曜日を改めて意識した。 今日は土曜日。 だから花火大会がある。 花火は重みある遠くの音として聴こえるだけでその様相は見えなかった。 上空に飛び散った火花の描くまさに開花した花のようなその様相は。 見えるのは一色なのに平面的でない深さとそこに情調のある夜空だけ。 過去にもおなじ状況を何度か経験している。 その時はその状況を共に経…
過去のことを書き起こそうとすると、自分の浅はかさや、当時の幼稚な激情が表面化してあまりに嫌になる。 これといって不幸はない。 だが、ある程度の路銀は支払った。 これから、よくなっていくのだろうか。そう思いたい。 だけど、ひたすらに、そうは思えない。 自分の中で、「理想は自分でつかむものだ」と「理想は運だから仕方ないよ」という感情が拮抗している。 いっその事、結託してくれないか。お前ら二人で僕の衆議院選挙を占拠してくれ。 そっちの方が、幾分、楽なようで気が晴れる。 グラデーションな自分が嫌になる。揺れ動く、メトロノームのように一定のリズムで、BPMが高いながら、低いながら、それなりのリズムで人生…
『愛だとか幸せだとか』 愛だとか幸せだとか そんなことばかり語られる それは 愛が足りていないから? 幸せだと感じないから? それとも 愛に満ちているから? 幸せが溢(あふ)れているから? 足りない愛を求めて彷徨う 幸せを探して誰かが儚く 満ち足りた愛を抱いて歩む 幸せを溢(こぼ)しながら僕が 小さな愛に空気をいれて 小さな幸せにも空気を入れて 風船みたいにふくらませ 浮かべてみるとちょっと楽しい 愛だとか幸せだとか そんなことばかり語られる それは たくさんあっても困らないから それは たくさんあると楽しくなるから