猛暑、酷暑の続く8月下旬のある日、サントリー美術館で開催中の「虫めづる日本の人々」を見てきた。 実は、生の虫は超苦手。だから絵画でも見るのは、、、とひるみそうになったけど、若冲に北斎、抱一に如慶とくれば、もう行くしかないでしょ! ってことで行ってきたわけだけれど、予想以上に面白くて、というか、これまで見てきた作品の数々で、たとえば、花鳥図などに、虫が絵かがれていることもあったはずなのに、全然観た覚えがない。見過ごしてきたんだなーということを痛感した。源氏物語なんて、虫の名前がついている帖ががあるし、屏風や絵詞などに描かれていたはずなのに。いかに自分は観ているようで観ていないと言うことがよくわか…