5月の連休以降、レポートを書いていない展覧会が溜まってしまったので、ひとことずつ記録を留めておく、 ■横浜美術館 『没後110年 日本画の革命児 今村紫紅』(2026年4月25日~6月28日) 横浜生まれの日本画家・今村紫紅(1880-1916)の42年ぶりの大回顧展。私はむかしからこのひとの作品が好きで、特に琳派ふう、あるいは南画ふうの作品が好きなのだが、若い頃の歴史画は新鮮でよかった。横浜の実業家・原三溪の目に留まったという『護花鈴』(霊友会妙一コレクション)は初めて見たが、ちょっと変わった色調で、でも美しかった。東博の常設展エリアに時々出る『熱国之巻』も私の大好きな作品のひとつだが、原三…