CAMILLE CLAUDEL
カミーユ・クローデル [DVD]
Camille Claudel 彫刻家。 1864年12月8日、生まれ。1943年10月19日、死去。 オーギュスト・ロダンに弟子入りし、愛を育むも実らず。後に精神病院に収容される。その生涯はイザベル・アジャーニ主演の映画「カミーユ・クローデル」(1988年)にもなっている。
彫刻家ロダンの弟子カミーユ・クローデルは、師と恋に溺れ、狂気に落ちておのれの未来を失っていく。 製作:1988年 製作国:フランス 日本公開:1989年 監督:ブルーノ・ニュイッテン 出演:イザベル・アジャーニ、ジェラール・ドパルデュー、マドレーヌ・ロバンソン、 アラン・キュニー、他 レイティング:一般(どの年齢の方でもご覧いただけます) ◆◆ この映画の猫 ◆◆ 役:☆☆(脇役級) 主人公が飼っている猫たち 名前:うち一匹は「グリグリ」 色柄:グレー縞、白黒×2、黒白、茶トラ、白 ◆ノーリスク・ノーリターン 今どきの若者はリスクを取らない、そのせいか、恋愛したいと思わない人が増えていると、ど…
「この映画、猫が出てます」をご愛読いただきありがとうございます。 次回の作品は 『カミーユ・クローデル』 (1988年/フランス/ 監督:ブルーノ・ニュイッテン) 美しい彫刻家のカミーユは師のロダンとの愛憎に苦しみ、狂気の泥沼にはまってしまう。イザベル・アジャーニが演じる実話をもとにしたドラマ。 ◆パソコンをご利用の読者の方へ◆過去の記事の検索には、ブログ画面最下部、オレンジのエリア内の「カテゴリー」「月別アーカイブ」または検索窓をご利用ください。
手元に、フランスの「女性彫刻家」カミーユ・クローデル(1864~1943)についての本が1冊だけあります。 2005年に創元社の<知の再発見双書>の1冊として出版された『カミーユ・クローデル』です。コンパクトな本ですが、写真や資料が豊富でわかりやすく、大切にしてきました。 レーヌ=マリー・パリスとエレーヌ・ピネという方々の共著でした。 1990年代からこの本が出た頃まで、カミーユ・クローデルは本や雑誌でよく取り上げられていましたが、なぜか、その後下火となってしまいました。興味本位の一過性のブームだったのでしょうか? 学問や芸術のあらゆる分野で、ジェンダーの視点からの見直しが進んでいる現在、カミ…
天王星は革新・改革・(土星の)壁を壊す・反抗・離脱・離反・突発・自立・独立・発見・発明・電気・科学・構造などを表す。この天王星から土星の外を運行する、外惑星になる。土星を「現行の社会の枠組み」とすると、外惑星はそこから逸脱する。どう逸脱するかは天体によって変わり、天王星は現行の社会の壁を正面突破するか、一抜けする。なので、その場で反抗・表明・離脱など、割とはっきりと事象を起こすことになる。「構造」の意味もあるのは、そのように何かの集団・形あるものから外へ出て、引き・俯瞰で物事を見るからである。圧縮・増幅の8室にこの天王星があると、これらの意味がブーストする。前回の土星と同じく、8室天王星の人の…
フランスの女性彫刻家カミーユ・クローデル(1864~1943)は、ロダンの弟子であり愛人であり、また詩人ポール・クローデルの姉でした。彼女はたぐいまれな才能と美貌に恵まれ、ロダンとポール・クローデルという二人の芸術家に深く霊感を与えながら、自らは精神に変調をきたして創作活動を挫折しました。そして30年間もの年月を精神病院で過ごし(カミーユ48歳のとき強制的に閉じ込められた)、孤独のうちに一生を終えたのでした。この事実の残酷さは、あまたの議論を呼び起こしました。入院がはたして適切な処置であったか否かが問われ、また、彼女を病院の壁の彼方に遠ざけ、世のなかから忘却させたのは陰謀であるという主張もなさ…
おはようございます。 ふにゃもらけ部屋、風呂屋にしてみた。 赤富士が、赤々しい。 昨日の音読 たぶん、宮本忠雄「言語と妄想」を読んでもらったと思うのだけど、覚えているのは本を開いて末っ子に渡したところまでで、内容の記憶がない。 言語と妄想―危機意識の病理 (平凡社ライブラリー) 作者:宮本 忠雄 発売日: 1994/02/01 メディア: 新書 開いたのは、たしかロダンとカミーユ・クローデルの話のところだったはずだったと思って、ざっと読み直してみたら、カミーユ・クローデルの弟であるポール・クローデルが、大正末期から昭和にかけて、駐日大使を務めた詩人・劇作家だと書かれていた。カミーユ・クローデル…