CAMILLE CLAUDEL
カミーユ・クローデル [DVD]
Camille Claudel 彫刻家。 1864年12月8日、生まれ。1943年10月19日、死去。 オーギュスト・ロダンに弟子入りし、愛を育むも実らず。後に精神病院に収容される。その生涯はイザベル・アジャーニ主演の映画「カミーユ・クローデル」(1988年)にもなっている。
フランスの女性彫刻家カミーユ・クローデル(1864~1943)は、ロダンの弟子であり愛人であり、また詩人ポール・クローデルの姉でした。彼女はたぐいまれな才能と美貌に恵まれ、ロダンとポール・クローデルという二人の芸術家に深く霊感を与えながら、自らは精神に変調をきたして創作活動を挫折しました。そして30年間もの年月を精神病院で過ごし(カミーユ48歳のとき強制的に閉じ込められた)、孤独のうちに一生を終えたのでした。この事実の残酷さは、あまたの議論を呼び起こしました。入院がはたして適切な処置であったか否かが問われ、また、彼女を病院の壁の彼方に遠ざけ、世のなかから忘却させたのは陰謀であるという主張もなさ…
おはようございます。 ふにゃもらけ部屋、風呂屋にしてみた。 赤富士が、赤々しい。 昨日の音読 たぶん、宮本忠雄「言語と妄想」を読んでもらったと思うのだけど、覚えているのは本を開いて末っ子に渡したところまでで、内容の記憶がない。 言語と妄想―危機意識の病理 (平凡社ライブラリー) 作者:宮本 忠雄 発売日: 1994/02/01 メディア: 新書 開いたのは、たしかロダンとカミーユ・クローデルの話のところだったはずだったと思って、ざっと読み直してみたら、カミーユ・クローデルの弟であるポール・クローデルが、大正末期から昭和にかけて、駐日大使を務めた詩人・劇作家だと書かれていた。カミーユ・クローデル…
最高に気持ちのいいよいお天気が、もう10日間以上続いています。 毎週末にはいろんな街のイヴェント、行き交う人々も上機嫌、1年中で一番いい季節です。 金曜日、月に一度の友人とのランチ。 いつものレストランのそばにある公園の、大きなマロニエの木です。 この日のランチ、スターターは迷わずサーモンのタルタールを選びました。 メイン選びは半焼きマグロと牛肉の間ですごい葛藤(笑)、スターターに魚を選んだので結局肉に決めたのである。 美味しかった。満足。 土曜日。 大学時代の友人から、「次女が、ひとりでロンドンに旅行に行く、帰路はブリュッセル発の飛行機を使うんで前日から1泊するんだけど、相手をしてもらってい…
静岡県立美術館で「近代の誘惑ー日本画の実践」を見た 近代日本画の知識不足を痛感したのだ…ただ西洋画の影響を感じる絵があるなぁと感じたのだ それ以上にロダン館のインパクトがすごかったカミーユ・クローデルの話い聞いた後だと、ロダン先生っ!このペニス野郎っっっっ!って印象がクソ強だったね? 晩年も日本人女性モチーフで精力的に作品を作ってるのはすごいね…ってなった
世界三大映画祭ベルリン映画祭入門編特集 毎年2月はドイツの首都ベルリンで映画祭が開催される記念すべき時期。2023年は現地時間2月16日から2月26日までが映画祭の期間となっている。映画ファンならば注目したいものの、残念ながらリアルタイムでベルリン映画の受賞映画が日本の劇場でみることは難しい。そこで今回は過去作を振り返るベルリン映画祭受賞作関連のおすすめヨーロッパ映画10作品【永久保存版】。 目次 【ベルリン映画祭映画】ってそもそも何?他の映画祭の違いとは? 【ベルリン映画祭映画】ドイツの映画祭なので、ドイツ人監督に注目したい 【ベルリン映画祭映画】最低限みるべき作品の選出基準について 【ベル…
元々、今年の1月12日にnoteに書いた記事だけど、はてなブログにも書いてみます。(はてなブログさん、はじめましてな実験です) note.com ケイト・ザンブレロの『ヒロインズ』を読み終わった。 彼女たちもこの道を、めちゃくちゃになりながら進んでいった ― すべてのトキシック・ガールのための反逆のマニフェスト 2009年、ケイト・ザンブレノは数年来取り憑かれてきたモダニズム作家の「妻や愛人たち」についてのブログを始めた。ときに偉大なる男性文学者のミューズになり協力者になるいっぽうで、自らの言葉を奪われ、名前を消されてしまった彼女たち。精神の病と診断されて苦悩の中で生涯を終え、あるいは自分も書…
小・中学生のころ、『スクリーン』や『ロードショー』などの映画雑誌を熱心に買って読んでいた私にとって、イザベル・アジャーニという女優はその頃からすでに別格の存在だった。ちょうど、『カミーユ・クローデル』が公開された時期(年がばれる)と重なっていたからだろうか。で、その彼女の出世作がこの『アデルの恋の物語』。まだ二十歳にもなっていなかったんだから、恐るべしである。 文豪・ヴィクトル・ユゴーの二女アデルを主人公にしたこの映画、実話をもとにしておりますが、いやまあイザベル・アジャーニの美しいことといったら言葉になりません。なんというか、ヨーロッパの女優さんはハリウッドとの人工的な美しさとはまた違う、下…
全5項目 ●代表作 ●「lacinetek.com」の「La liste de Philippe Garrel - LaCinetek」より48本 ●「lesinrocks.com」の「Philippe Garrel : “Par moments, le cinéma a construit ma vie. A d’autres, il l’a détruite”」で語った主な映画34本 ●鈴木布美子「映画の密談―11人のシネアストに聞く (リュミエール叢書 (18)」より6本 ●「lesinrocks.com」の「Philippe Garrel: entretien avec un être…
月曜日の午後から、この時期らしいお天気になってきました。 ちょっと湿った風が吹いて、おおお、さむい、という感じ。 月曜日のお昼。 この時点 ↓ では風がなかったので、冷たくとも気持ちよかったんですけど。 この日は仕事が入っていたんで当然ながらそれを優先、美術史の講義は受けず。 EU議会に行ってきたんですが、久々に行くと、以前は外にポンと置いてあった≪べルリンの壁≫がガラスのケースで守られていました。 どの方向からも、お日さまのせいでちゃんと撮れませんでしたが ↓ 。 逆光だけど、こっちの方がまだよく見えるので、今さらだけど今日18日、追加。 昨日火曜日は哲学の講義でしたが、今回はただ先生の話を…
夢の中で人と会ったり曲を作ったりごはんを作ったりしていたから、もう一周は生きた気でいた、 予習をして軽いごはんを食べてオンライン授業に出て宅配便で荷物を受け取った。 第二外国語の授業は、買わされる教科書とは別に本屋で平易な参考書を買うと良いとか、さすがにわかってきている 本屋で売れているテキストは平易さとビジュアルのわかりやすさに全振りしたものが多くて、初歩的な情報が紙面から見つけやすいし、単純に全体の構成の文脈とかがひとつ増えるだけで理解度が違ってくる。 一生かけて勉強を続けようと思っている分野のひとつである女性音楽史の本を読んでいたけれど、「スピリチュアリティが原始的な音楽と女性性を強調し…
ゴンサロ・チリーダ Gonzalo Chillida 展覧会オープニング講演 スペイン・バスク地方出身で「抒情的抽象画家」と呼ばれる「ゴンサロ・チリーダ Gonzalo Chillida 」展覧会オープニング講演がInstituto Cervantes セルバンテス文化センターで10月28日に開催され、参加してきました。 Instituto Cervantes セルバンテス文化センター https://www.youtube.com/watch?v=XA81YRI9j1k 水と山の画家、ゴンザロ・チリーダ Gonzalo Chillida 展 ゴンザロ・チリーダ(Gonzalo Chillid…
第89回独立展と二紀展と六本木 国立新美術館で 出典された友人の作品などを観に、10月23日に東京・六本木にある国立新美術館で開催されている 二紀展と第89回独立展 へ行きました! 国立新美術館 第89回独立展 rbt rbt 田中陽久氏の作品 斎藤吾朗 画伯の作品 【公式】斎藤吾朗アトリエ/オフィシャルサイト rbt 岡田昌也さんの「エリザネコ1世」 rbt btfhdr ブラッスリー ポール・ボキューズ PAUL BOCUSE ミュゼに 国立新美術館3階のブラッスリー ポール・ボキューズ PAUL BOCUSE ミュゼでランチをご馳走になってきました。 参考 国立新美術館 THE NATI…
明日から毎日ちょっとした予定が入っているので、今日のうちに忘れないようにいくつかメモしておきます。 イレーネ・パパスも亡くなりましたね。 とても美しい人だと思うけど、手足はそれほど…などと思う私。ごめんなさい。 (私は人の≪手≫がとても好きなので、つい目が行ってしまうのである) ゾルバ・ル・グレックが一番有名なのかな。 私が最初に思い出すのはエレンディラです。 歌手でもあったとは知らなかったです。 ヴァンゲリスと一緒にいろいろ残してるんですね。初めて知りました。 まだまだSNS上でゴダールの話題が続いていますが、そんな中でこのポスターがすごくいいなと思ったので貼り付けておきます。 ゴダールの苗…
こんにちは。今回は、東京・上野公園にある『国立西洋美術館』のご紹介。「松方コレクション」と言われる実業家・松方幸次郎が、主に第一次世界大戦中に欧州で収集した美術品を多数所蔵する美術館です。実は『国立西洋美術館』は世界遺産。美術館の建物が、20世紀を代表するフランスの建築家「ル・コルビュジエ氏」による基本設計で、2016年に本館と前庭を含む敷地全体が、国立西洋美術館を構成資産に含む「ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―」として東京初の世界文化遺産に登録されています。 JR上野駅 『国立西洋美術館』は、JR上野駅公園口からのアクセスがベスト!改札を出てから1分程度で美術館入口に…
第72回中部独立展 三重県立美術館へ 第72回中部独立展を見に、8月6日(土)、 三重県津市にある三重県立美術館へ行ってまいりました。 津駅前の合歓の木でモーニングに 朝から暑いので三重県津駅の前の喫茶 合歓の木(ねむのき)という喫茶店でアイスコーヒー、ついでにモーニングをいただきました。 三重県立美術館 三重県立美術館は三重県津市にある美術館です。1982年に中部・東海地区初の本格的な美術館として開館しました。曽我蕭白ら三重県ゆかりの作家たちの作品、スペインを中心とする西洋美術など6000点以上の作品を収蔵しています。 三重県立美術館 トップページ 第72回中部独立展 参考 会期:…
カミーユ・クローデル《ペルセウスとゴルゴーン》1898-1905年 ロ̶ダ̶ン̶作̶ 訂正 作者カミーユ・クローデル(1864~1943年)古代ギリシャ神話のベルセウスとメデューサだと思う。 《ペルセウスとゴルゴーン》1898-1905年、ブロンズ、茶と緑のパティナ、51 x 30 x 22 cm ペルセウス ペルセウスはゼウスの血を引く半神であり、神々から授かった魔術的な武具を駆使してメドゥーサ殺しを成し遂げ、その後も多くの困難を乗り越えた。ミュケーナイ王家の創始者となり、死後は星座になったとも言われる。 斬首された怪物メドゥーサの頭部 斬首された怪物の頭部には作者カミーユの顔が投影されてい…
morina0321-2.hatenablog.com 前回の続き。 リニューアル後の国立西洋美術館、常設展をぶらぶらと。リニューアル後に変わった辺りを。内藤コレクションが常設コーナーになった。 morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com morina0321-2.hatenablog.com 評判良かったのかなあ。分かる。そしてこれは個人的にも楽しみの1つに。で、ちょいちょい小さな企画を入れてくるようになった。 たとえば、「黙せる音楽」というタイトルで、エヴァリスト・バスケニス「楽器のある静物」と、ヴィルヘルム・ハンマースホ…