原題は「THE HANGING TREE」 (ぶら下がりの木) テーマは「金よりも、愛や善人の命のほうが尊い」だと思うのですが 単純明快な西部劇というよりは、かなりの異色作 どちらかといえば難癖のある作品が好きな方におススメ(笑) まずは主演俳優が見ごたえあり 悪役カール・マルデンの、まあ憎たらしいこと 狂信的な役やらせたらジョージ・C・スコットの右に出る者もいない 笑わないゲイリー・クーパーは、この2年後に 癌で亡くなっていることを考えると (「コルドラへの道」(1959)も極限状態で任務を果たす男性像だった) 身体的に本当に辛かったのかも知れません モンタナにある新興の金鉱地にやってきた …