日雇派遣日記 賃金奴隷な日々(一人親方) (606)現場に行くには借金をしなければならない加藤匡通十二月××日(土) この前、久し振りでかなり早上がりの現場に入った。 クリーニング、それもガラスクリーニングと聞いていてどよーんとしながら現場に向かったが、既存の建物の改修工事、詰所はあるが早くに行くと誰もいない。八時半の開始時間になっても業者は警備員と僕たちだけ、監督と合わせても五人しかいない。養生・クリーニング屋と思しき行った先には職長しかいない。随分こじんまりしてるなあ。 中性洗剤を入れたバケツとウエスを持って作業場所に行くと、天井からガラスが二枚垂れ下がっている。これを拭いてくれ、と。五十…