私が非常勤講師として勤務している学校、 一部の学年の音楽の授業で、 ムソルグスキーの「展覧会の絵」を学習しています。 ムソルグスキーの「展覧会の絵」 音楽教育の鑑賞教材として、国内の中学校や高等学校で使用してきていることは周知の事実。 ただ、私は不思議と昨年まで取り扱ったことはありませんでした。 今年、いや今年だからこそ、取り上げました。 この作品を学校教育の現場で取り上げる意義は多岐に渡っていると思います。 その理由とは? ・ラヴェル編曲によるオーケストラ作品 →原曲がピアノの作品であるということは、生徒たちには案外認識不足になりがち。 なので、ピアノではこのように弾かれ、 ラヴェルの手によ…