まもなく日が沈むであろう時間。自宅の庭で一服していると、何やら白くて小さい綿毛のようなものがふわふわと飛んでいる。良く見ると、あちこちで飛んでいる。雪虫である。北海道や東北地方では、初雪の降る少し前に出現することが多いため、冬の訪れを告げる風物詩になっているが、東京でも雪虫が舞っていた。 雪虫とは、何とも風情のある名前だが、飛んでいる様子が雪が舞っているように見えることからの通称で、正体は、体から分泌される白い綿のような蝋物質をまとった体長5mmほどのアブラムシの仲間である。北海道や東北地方ではカメムシ目(Order Hemiptera)アブラムシ科(Genus Aphididae)の「トドノ…