大変に面白く、そしてしんどい。2018年発売だが2025年現在でも世界が直面している社会の困難さが既に丁寧に描写されている。 作中の舞台でもあるアメリカは高性能アインドロイドが労働者に成り代わり様々な労働に従事するようになり、失業率は35%に達している。つまり企業、資本家は「何でもできる道具」としてアンドロイドを販売し、これを購入、使役している。だがアンドロイドは高性能すぎるがゆえに実質「給料のいらない労働者」であるため、家事全般、接客、土木作業、さらにや刑事事件の交渉人まで勤めている。 そしてその価格は、作中では$8,000を切るモデルまで販売されている。現代の日本なら新車の軽くらいの価格だ…