チベット仏教ニンマ派に属するサムイェ(-)寺(サムエー寺)(サムイェ・ゴンパ)(桑那寺)( Samye Monastery )は、チベット最初の仏教僧院として有名(8世紀中期創建)。 チベット仏教建築史上最高傑作とも評される寺院は、全体が巨大な曼陀羅(マンダラ)になっており、密教の宇宙観を表している。※ニンマ派は、チベット仏教の主要な四大宗派の一つ(他は、ゲルク派、カギュ派、サキャ派)で、カギュ派・サキャ派と共に紅帽派・古派と呼ばれている(ゲルク派は黄帽派・新派・改革派と称される)。 中央にはウツェ(大本殿)(須弥山)、北にダワ・ラカン(月亮殿)(月)、南にニマ・ラカン(太陽殿)(太陽)が配置…